人生山あり谷ありです。
皆さんも、仕事に恋愛。様々なことに失敗して絶望感を覚える時があるでしょう。
私も25歳の時に7年半付き合った彼女と大失恋がありました。さらにはメニエール病となり、仕事も残業が減り…どうしようと悩んでしまったのですね。
仕事に健康に恋愛…全部ボロボロですね。
つらかったですね。でも、その体験から良いことも多かったんです。
絶望しないためには「多くの選択」を作ること。選択があなたの絶望感を和らげてくれます。
当記事は、
- 人生は良い時悪い時があるもの
- 人生に絶望感を覚えた時の対処法
- 人生を思い通りにする必要はない
こちらをそれぞれお話します。
今まさに人生で悩んでいる人のヒントとなるお話。ぜひお役立てください。
こちらのラジオも人生の選択で役立ちます。
1.人生、良い時と悪い時があって当然
人生とは
「出来事が似ており、人の反応が違う」
という話があります。
私も相談業でこれまで3,000名以上の悩みに回答してきました。
皆さんの悩みは非常に似ているのです。なのに深刻に悩む人もいれば、軽く悩む程度の人もいます。
そもそも、人生は順風満帆ではありません。1度も挫折や苦労のない人がいたら教えて欲しいほどです。
何に注目するか?ってことですかね。
そうですね。その上で、自分だけが悪い…と思わないことです。
この人生のコントロールから話を進めて行こうと思います。
① 人生は自分でコントロールできないものがある
- 会社の浮き沈み
- 健康状態
- 時代的なもの、流行病など
それこそ、スマホが普及して需要のなくなったものも多いでしょう。
デジカメなどもスマホで十分!という層が出てきたはず。こういう時代の流れは自分でのコントロールは限界です。
健康状態だって、自分で何とかなるものとならないものがあります。
私であれば…勤めていた製薬工場の売り上げが低下。人員を削減し、逆に忙しくなったなどがあります。
これも自分での努力は限界がありますよね。
一方で、時代的な後押しで需要が出ることもあります。あなたが菓子業をしていたとして、作っていたお菓子がブームになれば売り上げは上がるでしょう。
このように、読めない浮き沈みは必ず発生してくるのです。
② 失敗した時に立て続けて問題が起きる
まだ下がある、まだ底がある!のように問題が起きるものです。
1日で何度も失敗とかもありますよね。
失敗すると、自分のエネルギーも消耗しますからね。
結果的に、失敗が失敗を呼ぶような状態があります。
他にも強いストレスから、健康状態が悪化することもあるでしょう。失敗は連鎖的に起こるもの。ストップしようにも限界があるのです。
③ 人生は波のように揺れ動いていく
浮き沈みがありつつも、さらに上がったり下がったり。
そのように揺れ動いていく。一定にならないのが人生です。
- 徐々に対応能力が身に付いていく
- 失敗や、問題に慣れていく
- 小さなことで喜べるようになる
この積み重ねが人生です。どれだけ一定にしようとしても、自分の周りで何かしら問題が発生します。
問題の大半を消したいのなら山奥で仙人のように暮らすしかないでしょう。揺れ動きつつも、絶望しないように生きていく。小さな楽しみを作り上げる。
このような思考が助けになります。
では絶望感を覚えたらどうするのか。そのお話も続けていこうと思います。
2.人生に絶望感を覚えた時の対処法/選択肢の広げ方とは?
絶望感を覚えた時、最もやってはいけないのが「現状維持」です。
既に絶望感を覚えています。この状態で考えていても、良いアイデアは浮かびません。
閃きとは「今の知見」から生まれるもの
だからです。
そもそも希望とは何だと思いますか?
希望とは「選択肢の数」です。現状で選択肢がないのですから、選択肢を作るための行動が必要。
それが絶望感を和らげてくれるのです。
① どれだけ大胆でも良いので、まず行動をする
これ、とある剣術における極意のお話です。
自分がどうしようもないほどの窮地に陥ったら、どれほど大胆でもいいので行動する。
その行動によって変化が起きる。
選択肢は今の自分では見つかっていないのです。
でしたら、新しい挑戦をするしかありません。その時の助けになるのが「開き直り」なんです。
開き直り…ですか。
開き直ると、普段自分ができないことができます。
私は25歳の時に大失恋がありました。その時にお先真っ暗だったんです。
そこで、毎月していた貯金をやめ、1年で100万ほど使いました。バーに通い、スポーツジムに通い、服を全部捨てて買い直したのです。
結果、新しい出会いが増えました。ちなみに妻とはスポーツジム経由で知り合い結婚しています。
多少自暴自棄になって行動することでも、新しい出会いや価値観が広がっていくのです。
② 期間を決め、自分を自由にする
絶望している時は目標や目的を見失っています。そこで、生きる目的を作りましょう。
1年くらい何でも自由にやる。お金も使う
これをおすすめします。
- 1年は自分らしい活動ができる
- 時間と共に心は癒されやすい
- 1年、人生を模索する猶予が生まれる
今、この瞬間の絶望感がなくなりますよね。むしろ解放感が生まれるでしょう。
1年「やりたいこと」をやっていれば、今の状態からは改善します。期間を決めることで、1年は「自由に生きる」という目的ができるんです。
これもぜひお試しください。
③ やってみたかったことをリスト化してクリアしていく
やりたいことリスト100を作り実践しましょう。
この「やりたいこと」は「やり残したことリスト」にもなります。急に人生が勿体なく感じるはず。
確かに、発想が変わってきますね…。
しかも、やりたいことを増やし続けることができます。
やりたいことなのだから、あなたもやっていて楽しいでしょう。
これまではつまらないこと、つらいことをしていたのです。その自分を許すきっかけにもなります。
やりたいことは、ごく小さなことで構いません。
「行きたかったカレー屋さんに行く」とか。そんなことから書き出してみましょう。
④ 今までと違った人たちと会い話をする
今、生き方が見えていません。
ということは、今までの選択や考えで答えが出ないのです。
全く違う生き方…。皆さんが組織で働いていたのなら、そうではない人に話して見ましょう。年齢差のある人と話すのもおすすめです。
そういう人と会話をすることで、新しい道が開けていくのですね。
私が大失恋などで落ち込んでいた時。他県からわざわざ会いに来てくれた人も多くいました。
こういう時こそ人を頼りましょう。
1人で抱え込まず、ヘルプを出すことで道は見つかります。
90代の人のやり残した後悔の話も参考になります。
3.人生を思い通りにする必要がない理由
思い通りの道に進むこと以外でも幸せは得られます。
例えば、希望の高校や大学に落ちたとしましょう。それはそれとして、希望の場所じゃないところでも幸せは作れます。
恋愛だったり、違う夢に進んでもいいですよね。
その時なりの幸せを求める
という対応に変えていけば、思い通りにすることへの執着は薄れていくのです。
① 人生を巧みにしようとするから無理をしてしまう
これは茶道の考えです。
突然の来客があれば、もてなしに限界はあるでしょう。この時に無理をした行動を取れば「無理をしている」とわかります。
もてなすつもりが、気を使わせるかも…?
侘び、寂びの考えからズレてしまうのです。
思い通りに行かずとも、その時の満足を追求していけばいいのです。
貧乏を恐れている方が多いでしょう。
私の家は車なし。借家暮らしでした。ほぼ旅行もありません。でも、笑い合いながら暮らせたんですよ。
貧乏でも笑える暮らしはできます。
その時々で笑える自分がいれば、巧みに生きなくても楽しめることがわかりますよね。
② 対応策、備えをしておけば柔軟に対応できる
そもそも人生はコントロールのできないことばかりです。
皆さんは「天気を操作」する意識を持っていませんよね。人生もこれと一緒です。
なのに人生はコントロールしちゃえる。未来は操作できると考える方が多いんです。
もちろん、できることはありますが…。未来がどうなるかは7割以上わからないことばかりでしょう。
それより大事なのは柔軟な思考や対応です。
- 健康な自分
- しっかり知識を身につけ、解決できる問題を増やす
- 孤立せず仲間を作る
これで多少の困難は対処できるでしょう。
今の仕事を失ったら?と思う方も多いです。心身が健康なら、食べていける程度の仕事を見つけるだけです。
③ どういう状態であれ楽しめる自分を作ればいい
先ほどの「貧乏でも楽しめる」の思考ですね。
人生の目的はそれぞれ違います。私であればストレスの少ない穏やかな暮らしです。
それはそれとして、ある程度は楽しい人生を求める方がほとんどでしょう。
確かに、その時々で楽しめたら十分ですね!
大病になったとしても、それを受け入れ楽しいことを作りましょう。
その時の自分を受け入れること。そして、できる程度の楽しいことを作ることです。
私が事故で足を怪我したとしたら、それでも動画撮影やラジオ収録は可能です。これも楽しいことですよね。
手を怪我したらギターは弾けません。でも歌は歌えるでしょう。
受け入れられないと、失ったものに目を向けて嘆く日々です。ではなく、まずは受け入れること。これが大事なのですね。
4.苦しいことの対比として、幸せを感じやすくなる
生まれつき不自由なく育ってきたらどうでしょうか。
苦しみ、つらさを体験することは少ないでしょう。一方で、その不自由ない環境が「当たり前」と感じます。自分の水準…求める要求が上がってしまうのです。
苦しいことがあれば、些細なことが「当たり前ではない」とわかります。
- 仕事が続かず辞めた
- 身体が弱い
- お金で悩んできた
風邪をひけば健康な体が1番と思いますよね。
健康も当たり前ではないですよね…。
私など片頭痛持ちですから。頭痛のない日のありがたみがわかります。
大変なことがあれば、ごく些細な日常のありがたみがわかるんです。
そして、苦しいことの後には良いことが待っているもの。人生はグルグルと回っていきます。
ただし、誰かの助けを待っているだけ。保護を待っているだけでは気持ちは前に進みません。
時に泣きながら。愚痴りながらも一歩を進んでみましょう。その一歩があなたの明るい未来に続いています。
まとめ:人生は柔軟に進む道を作れば絶望しなくなります
人生の絶望感は「壁に当たった」とも言えます。その乗り越え方をわからないのです。
乗り越える以外の方法はあるでしょう。道を変えてもいいし、そもそも、その壁を乗り越えないといけないのかも怪しいもの。
私たちの人生はそのくらい自由です。全く違う道に進んだって構わないのですね。
新しい場所でリスタートしてみましょう。たったこれだけでも、今の絶望感は和らいでいきます。
毎日頭を抱えて生きるより、新しい場所で「新しいものを手にする喜び」を得る方がずっと楽しいでしょう。ぜひこの考え方、お試しください。
以上今日はこんなところで終わりますね。BlueRatWebのRyotaでした。