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Ryota
HSP向け相談業・作家・講師業・作曲家のパラレルキャリア。自分らしい人生を送るため、33歳の時に独立。趣味はファッション。著書に「まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本」(KADOKAWA)など全3冊。

『今日からできる』自分に優しくする、心を労わる具体的な方法/カウンセラーが日々実践している習慣とは?

自分に優しくする方法

自分に優しくしようと言われて、何をしようと思いますか?

カウンセラーをしていると驚くほど「自分に優しくできません」という相談が届きます。人には優しくできるのに、自分には適用できないのです。

そうなんです。何をしていいやら…。

考えてもできない場合、行動で示すといいんですよね。

人は思考と言動を一致させる心理があります。行動で優しくできればいいんです。

当記事では、

  • カウンセラーの私も実践している自分に優しくする方法
  • なぜ自分に厳しくしてしまうのか
  • 今すぐできる、自分を労わる思考の作り方

上記をそれぞれ解説します。

自分は労わりすぎるぐらいで丁度いいんです。自分に優しくする方法を知り、のんびり過ごしましょう。

自分を受け入れて進んだ話も記事にしています

自分らしく生きるための書籍も出版しています

目次

1.カウンセラーの私も実践する、自分に優しくする・労わる方法

自分を労われば、心も労われる

さぁ自分に優しくしよう!と思うだけで優しくすることはできません。

できたらやってますからね…。

つまり、考えで自分に優しくできないタイプなんです。

人は思考と言動を一致させたがる性質があります。こうした心理などを活用すれば、結果的に自分に優しくすることができるのですね。

具体的に試して欲しいことは以下のとおりです。

① 自分をケアする時間を持つ

わかりやすいのは肌ケアです。

  • セルフ脱毛
  • スチーマー
  • 化粧水や乳液で肌をケア
  • セルフマッサージ

このように自分をケアする時間を持てば「自分に優しくしている」のです。

日々忙しいから、自分をケアする時間を忘れてしまうでしょう。そうではなくて、忙しいからこそ自分にしっかりと時間やお金をかけて欲しいんです。

ちなみに私も家にレーザー脱毛器がありますので、ポチポチ脱毛しています。
肌は無印良品の化粧水をパシャパシャ。夜には必ずストレッチをしています。

毎日30分は自分をケアする時間にしてみましょう。

② 細かく自分にご褒美を与える

自分の頑張りを知っているのは自分だけです。

失敗した日こそ褒めて欲しいですよね。

そんな時こそご褒美です!

例えばケーキ。1つ600円前後で買えますよね。

特別な日にケーキを食べる必要はありません。少し頑張った日のご褒美に買えばいいんです。数百円で自分の笑顔が買えるのなら安いでしょう。

このように「日常の頑張り、挑戦」を褒めてあげましょう。

私の場合、失敗した日や「我慢した日」にご褒美を買います。
よくやった!よく耐えた!と自分に声掛けをするイメージですね。

③ 友達に使う言葉を自分にも使う

疲れた日に限って自分に厳しくする人が多いんです。

そうではなくて、自分は自分の1番のファンであり親友と考えましょう。

  1. 自分を励ます
  2. 否定的な言葉を使わない
  3. どういう状況であっても自分は自分の味方でいる

上記3つを合言葉にすれば間違いありません。

あなたも…疲れた親友に「もっとやれ!へこたれるな!」とは言わないでしょう。親友にかける言葉をそのまま自分に使えば大丈夫ですよ。

④ 過程主義、行動した自分を褒める、認める

結果主義になると自分に厳しくなりがちです。

結果主義…どういうものです?

結果を出さなきゃ意味がない!みたいなことですね。

では、その途中で学んだこと、出会った人は無駄でしょうか。そんなことはないはずです。

人生では大半のことが失敗です。しかし、失敗の度に学び知見が広がっていくのです。

結果ではなく過程主義になりましょう。
たったこれだけで、自分を否定する回数が減るんです。これも自分を労わることにつながります。

他にも、行動そのものを褒めたり認めれば自己肯定感が上がります。自己否定を避けることが自分を労わる気持ちにもなるのですね。

続けて自分に厳しくしてしまう気持ちについても解説していきます。

2.なぜ、人には優しいのに自分には厳しくしてしまうのか

人は今の状態に左右される
人は今の状態に左右される

自分に厳しすぎる場合、以下の課題を持っている可能性があります。

  • 自己肯定感が低い
  • 真面目すぎる、完ぺき主義がある
  • 自分に厳しくすることで許されたい
  • 人の評価で自分の価値を決めている
  • 罪悪感を持ちやすい

人を許すことはできます。でも自分を許せなかったりするのです。

さらに、自分に厳しくしてしまうポイントがあるのです。以下の点に注目しましょう。

① 自分と向き合うことは今この瞬間にいつでもできる

自分と向き合うって簡単なんです。いつだって自分はいますからね。

確かに…ふとした時に自分を責めちゃってます。

準備も何もいりませんからね。

だから自分を責めたい気持ちの時に責めてしまうんです。

人は今の状態に左右されます。失敗したら、その失敗した落胆の気持ちで物事を見てしまうのです。

自分と向き合う時間を決めた方が安心でしょう。
特に夜は疲れています。熟睡した朝に物事を考えるだけで、よほど違った視点を持てるのですね。

② 疲れを自覚できていない

疲れているとロクなことを考えません。疲れると…ネガティブになるというより落ち込むのです。

  • 身体も脳も疲れる
  • 脳が過剰に考える。考えることをストップできなくなる
  • オンとオフを切り替えられなくなる

しかし、疲れは数字で見えるものではありません。

私たちが体感で捉えていくしかないのです。そこで、疲れを自覚する方法を知っているかどうかが重要点になります。

毎日の日記を書きましょう。ここ数日でどういうことがあったのかがわかるだけで、疲れを自覚しやすくなります。
今の疲れは今日発生したものとは限りません。
自分を振り返り客観的に見る、自己洞察力を上げましょう。疲れを自覚しやすくできます。

③ 後悔、過去の失敗を悔やむ性格がある

人それぞれ性格が違います。あなたが後悔しやすい性格を持つのなら、自分を責めてしまうでしょう。

あー…確かに損したことや、自分を責めることを覚えてます。

過去の自分も自分です。過去の否定は自己否定になるのです。

損したくない気持ちが強ければ、損をした過去を覚えています。これからも損したことを強く覚えてしまうのです。

人生では多少損をするもの、という前提を持つのもおすすめです。
加点方式も良いでしょう。損をしたのではなく「経験をした」と捉えれば、プラスで捉えることができます。
これで悔やむことを記憶に定着しづらくできるのですね。

④ 自分を許したい気持ちがある

自分を責められたくないのです。防衛的な気持ちが出ているのですね。

防衛的な気持ちがあると「私が私を責めるから皆は責めないで!」と考えます。だから自分を責めることで許されたいと思っているのです。

これは自分の心の問題です。
周りが許していても、自分が防衛的な気持ちを持っていると…許されたい気持ちは続いています。
過去のことも思い出して自分を責め続けてしまうのですね。

防衛的思考については動画で詳しく解説しています。

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この記事を書いた人

カウンセラーとしての相談業・作家・講師業・作曲家のパラレルキャリア。自分らしい人生を送るため、33歳の時に独立。趣味はファッション・小説執筆。著書に「まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本」(KADOKAWA)など。

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