皆さんはちゃんと学んでますか?
私は当記事を書いている時点で38歳です。この年齢になると、個人で学んできた人と学ばず進んできた人の差が顕著になります。
友人らの中でも…人に任せることが多く、学んでこなかった人が明らかに困っているのです。
やっぱり学ぶことって大切なんですかね?
大切です。学ばずに物事を上手にできる人は…ごくわずかでしょう。
もちろん学びは座学、読書とは限りません。様々な体験も学びと言えるでしょう。
問題解決を人を頼ることだけにしてこなかったか?ということです。
当記事は、
- 学ばないことでどのような差がついてくるのか
- 学ばず進んできた人の例
- 学ぶために、私たちができることは何か
というお話をしていきます。
この先の人生で、不安や悩みがドンドン減る糸口になるお話です。ぜひお役立てください。
アウトプット習慣としてラジオもおすすめです。
1.学ばない人の行きつく先とは?学ばないことの差
人はある程度の年齢から衰えていきます。
若い頃と同じだけの体力を維持するため、トレーニング量が増えるでしょう。食事も考えなくてはいけません。
しかしながら、知識は年齢と共に増えていくのです。
学びは座学だけではありません。失敗もそうですし、知らないことへの挑戦も含みます。
そう思うと…学ばないと知識で差が開きますね。
知識は様々なことに使えます。それが少なくなってしまうのですよ。
知識的健康、という言葉もありますからね。具体的に知識が少ないとどのようになるのか。お話していきます。
① 対応能力に開きが出る
人生では思いがけない問題が発生します。その度にこれまでの知識から対応しようとするのです。
- 転職を余儀なくされる
- 健康的な課題が出る
- 大きな買い物をする
他にも、自分の分野とはかけ離れたことをするケースもあるでしょう。
PC購入、工具購入、家具家電購入…出先で車のタイヤがパンクするかもしれません。
その度にこれまでの経験から、問題を解決していくのです。
学びがなければ、対応方法がわかりません。人間関係で失敗した人だからこそ、今後の人間関係で関係性を穏やかにする方法を学びますよね。
こういう方法も…個々で学ばないと「学生時代の知識で今後の社会を生き抜く」ことになるのです。
② 人を頼りすぎ、人が去っていく
自分で対応しない場合、手軽なのは人を頼ることです。
あー…確かに、全てすぐに人に聞くタイプいますね。
その人たちがいなくなれば、何も問題解決できなくなります。
学生時代はともかく、社会に出るとそれぞれ忙しくなります。
人を頼ってばかりだと、その人たちの負担となりますよね。感謝だけでなく…逆に相談に乗ったりしなければ、人が去っていくのは自然なこと。
人間関係は「与えると貰うのバランス」
だからです。
極端な例ですが、服を買う時も友達に聞いていたらどうでしょう。周りは「それもできないの?」と思うでしょう。
「友達だからしてくれて当然でしょ?」
と思っても事実は違います。他の人は他の人で「新しい人間関係」を作っています。そちらに行ってしまうのですね。
③ 思い通りに行かず不安が増え、攻撃や悔しさが生まれる
人は不安を抱えると様々な行動を取ります。ネガティブな行動としては以下の3つを取りやすいのです。
- 迎合(げいごう/人の機嫌を過度に取ってしまう)
- 攻撃
- 引きこもり
人に聞くとしても、いつも聞けるわけじゃないでしょう。
個人で対応できれば不安に対する具体的行動が取れます。それができないため、人に攻撃したり、妙に機嫌を取りやすくなってしまうのです。
問題を早期解決できれば「安心」します。
安心を得づらくなるため、人や世間に八つ当たりしやすくなるのです。
④ 学ぶことが億劫になる
普段から学ぶ人は学びが習慣となっています。人は習慣を変化させたくないので、学びが習慣になれば学び続けます。
これなら嬉しいですね!
問題はその逆なんです…。
年齢と共に、新しいことへの挑戦が苦手になります。どちらかと言えば、守りになっていくためです。
これまで学ばなかった方は、新しく学ぶことが大変でしょう。本を読まない人がいきなり本を読めないのを想像すればわかりやすいです。
新しい習慣を加えるのは想像以上に労力がかかります。まして、学ぶという「時間も労力も奪われること」を今から習慣に加えられるでしょうか。
娯楽やボーっとする時間を削って学びを増やさなければなりません。
きっかけがなければ、個人で学んでいくことは難しいと判断できます。
では、実際に学ばず進む人はどうなるのか。実例と共にお話ししていきます。
2.学ばず進んできた人の例
私の知人の例となります。
彼は基本的に自分で学ぼうとせず、困ったことがある度に「その内容に詳しい人を頼れば早い」と考えるタイプでした。威圧的で人を支配したい、野心的で子どもっぽい性格もあります。
好きなことについては学習します。そのため、20代の頃はそれほど問題がなかったのです。
30代になってから…職場の人間関係が原因で退職。そこから他の仕事に就いても人間関係でトラブルとなり、仕事が続かない状態となりました。
さらには不安感を人にぶつけるため、周りから人が去っていく…という事態にもなっています。
ここから、問題点を1つずつ解説していこうと思います。
① 困ったら人に聞くことだけになってしまう
結果的に「ずるい人」の印象になりやすい、ということです。
人を頼るだけだとそうですよね…。
最低限、自分でも調査したり行動すればいいんですけどね。
考え方として「詳しい友達に聞けばいいじゃん」となっていくのです。私もIT関係で色々と作業をしたことがあります。
すると、私がIT関係の便利屋になってしまうのです。
しかしながら、社会に出れば学生時代とは変わっていきます。忙しさもありますし、専門的な知識も簡単に身に付けたものではありません。
周りの人が自信で学びを続けていた場合、その人は何も与えられなくなるのです。与えると貰うのバランスが崩れてしまい、人間関係が破綻してしまうのです。
② 自分で解決ができない
当然ながら自分で考えて行動する能力が落ちていきます。
自分の好きなことについては対応能力がグングン伸びていくのです。それはそれとして、苦手なことでも「やらなければいけないこと」が出てくるでしょう。
- 各種設定関連
- 新しいサービス
- 自分の知識にないこと
これまで少しでも自分でやっていれば、多少の対応はできたのです。
でもやってこなかったので「選べない、わからない」となりますよね。その場合はお金を払いサービスを使うことになるでしょう。
「それはもったいない」
と思ってしまうのです。
今まで人を利用してお金を払ってこなかったですからね。
本来それだけの内容だった。ということなんです。
苦手なりに対応策を学ぶことは必要です。むしろ苦手なことだから知識を求めるでしょう。
そこが欠けちゃうのですね。
③ 誰も助けてくれない状況に直面する
人間関係でトラブルを起こすようになり、仲の良かった人が距離を取るようになりました。私もその一人です。
この時に自分の行動を改めることができれば…さらには、他の人に感謝があれば関係性は消えないでしょう。でも自分の価値を守るため、他の人を攻撃しはじめたのです。
できない自分を認めると、価値が落ちたように感じますよね。そのため、他の人が「助けてくれないこと」を責めるしかなくなるのです。
去っていく人をけなします。しかしながら、それは去っていく人には「さらに疎遠になる理由」になるのです。
人に助けを求めるのなら傲慢になってはいけません。他の人は他の人で新しい人間関係があるのです。
昔の友達でも関係性が悪くなれば、今の良好な人を選ぶだけでしょう。
続けて、学びに関して「徐々に学びづらくなる理由」についてもお話していきます。
3.思うように学べなくなる要注意ポイント
人生はどんどん忙しくなります。
結婚する人もいるでしょう。仕事の責任が重くなったり、時間が長くなることもあります。
もちろん、人生は日々勉強です。それはそれとして、自分が学びたかったものが学べなくなる可能性が出てくるんです。
私が皆さんに「時間があったらやりたいこと」のアンケートを取ったところ、学びたい…と仰る方が大半でした。学びたい時に学ばないと、学ぶことができなくなるのです。
特に学びづらくなるポイントをお話していきたいと思います。
① 恋愛、結婚、育児
恋愛関係は時間や労力のかかるものです。相手がいますので、自分が勉強に没頭…とできなくなります。
勉強には以下の3つが必要です。
- 時間
- お金
- 集中できる環境
恋愛は交際費がかかります。コミュニケーションや連絡で時間も取られます。
結婚後は同居する方が大半でしょう。学ぼうにも相手への配慮も発生します。
育児は…まぁ、好きに学べなくなりますね。
育児に関する勉強で手いっぱいになるでしょう。我が家もそうです。
子どもを育てたいとして…恋愛から始まり、10年近くは学びづらくなります。
しっかり学びたいものがあれば、1人の時にお金と時間をかけて「初期の大変な時期」を乗り越えておくとよいでしょう。
② 仕事が忙しすぎる
仕事もどんどん多忙になります。
出世する人もいるでしょう。部下ができる方も出てくると思います。30代~40代頃は、できることも増えるので仕事量も増えていきます。
もし離職が発生すれば、お金が自由に使えません。安心して学ぶこともしづらくなるでしょう。
学び続けることを前提に、最初から残業なし。休みも多いお仕事を選ぶのなら良いのです。
それはそれとして、仕事が忙しければ自分の時間は減ります。どちらかと言うと「娯楽や休みたい気持ち」の優先にもつながるのですね。
学ぶことは頭を使います。疲れ切った頭で学んでも頭に入ってこなくなるでしょう。
③ 情報の選別ができずに、何をすればいいかわからない
今はインプット過多の時代です。
学ぼうにも学べる方法が多すぎます。さらにはメリット・デメリットの情報が多すぎて決められなくなるのです。
人は情報が多いと決められなくなることがわかっています。
アパート探し…皆さんも最初で決断できないと「もっといいのがあるのでは?」と思うでしょう。あれと一緒。
普段から学ぶ方は「知見で決断ができる状態」にもなります。情報の選別ができるのです。
自分で考える・決断する習慣が持てないと…学ぶ時にも損が怖くなるでしょう。そして学べずに時間だけが過ぎていくのです。
そうならないよう、しっかりと学ぶ習慣を今から作っておきましょう。
4.今からできる、学ぶ習慣の作り方
当記事をご覧頂いている皆さんも、それぞれ環境が違うかと思います。毎日数十分も学ぶ時間が取れない方もいるでしょう。
習慣は無理なく継続することが必要です。
でも、学ぶって大変そうですし…。
費用対効果が高く、身近なもので学ぶことです。
今すぐできる3ポイント。お話していきますね。
① 問題に対して本を読み対処する
本を使いましょう。本はせいぜい1冊2,000円程度。なのに、問題に対する細かい情報が盛りだくさんなんです。
- すぐ手に入る
- タイトルで悩みに対する答えが見つかりやすい
- ネットで見つからない情報も網羅されている
1円もお金を払いたくないのなら、図書館に行ってもいいんです。
確かにスクールや、人に教えてもらう方法もあります。基本的に学びは「時短する場合に費用がかかるもの」なのです。
私も作家活動をしているのでわかります。本は…作者だけでなく、編集者・さらには出版社の協力もあり充実した内容になります。
問題に対して3冊ほど読めばそれなりの対応策は身につきますよ。
活字を読むのが苦手なら漫画タイプでも構いません。本は情報がまとまっている、というのがポイントなんです。
② インプットしたらアウトプットする
学びはコレクションにするものではありません。実践して記憶に定着させることが大切です。
実践ほど学びになることもないのですね。
1つ覚えたら1つ試すという感じですよね。
これだと、どんどん覚えなきゃ!という意識も減るんですよね。
ひたすら本を読んでも…変化がなければ意味がありません。
1つ覚えたら1つ試す。そして、人に話せる程度になる。これをすれば、確実に学ぶ前の自分より変化があります。
知識で人にマウントするのが目的ではないんです。自分に役立つものを学び、それを試して対応策を増やしていけばいいんですよ。
③ 1度、自分で問題に対応してみる
人に聞く前に、1度自分なりに調べて試してみることです。
自分なりに調べて対応し、解決できたら自信になります。さらには、調べて解決できる能力が身に付くんですよ。
人は疲れたり、悩んじゃうと問題解決能力が激減します。自分で調べられなくなります。
ですので、小さな悩みの時点で解決を目指すことがおすすめ。
自分で解決できると節約になるんですよね。友達関係なども円滑になりやすいです。
問題を解決するポイントは以下のとおり。
- 悩みの原因を探す
- どんな対応策があるか、ネットや本で調べる
- 1つ試してみる
- 試した結果を見る
上司が苦手で悩んでいるのなら「上司 苦手」で調べるだけでも対応策は出ます。
職場の人間関係を解決する書籍も出ています。こうしたものを実践するだけなんです。アウトプットしよう!の内容にもなりますね。
まとめ:学び知識をつけることは、永久的な成長になります
学びは年齢と共に増えていく、深まっていくものです。
何も学ばないと誰かを頼ることばかりです。お金があれば自由にサービスも使えますが、自分で対応する方が早いし気も楽でしょう。
学ばないと周りからサーっと人が離れていくこともあるものです。ぜひ、これから知識的健康を目指し、本で対応策を身につけることをお試しくださいね。
以上今日はこんなところで終わりますね。BlueRatWebのRyotaでした。