皆さんも「基本1人がラクだなぁ」と思っていませんか?
しかし、1人でも孤立は嫌い。別に人を嫌っているわけじゃない…というケースがあるでしょう。
この考えにピッタリなのが「愛想のいい一匹狼」という思考です。
これはしっくりくる言葉…まさにこれです!
私がYouTubeで皆さんにいつもお伝えしている言葉になります。
愛想のいい一匹狼になると、人間関係をゼロにせずに1人を楽しめます。さらに敵がいなくなるのです。
- 人間関係は極力1人がいい
- でも人が嫌いじゃないし、別に人と話すのも苦じゃない
- 格好いい1人ってどうしたらいいの?
そんな方にピッタリな思考法です。愛想のいい一匹狼になる考え方。ぜひお役立てください。
こちらの記事も参考になります。
1.人間関係で悩んだ時の「愛想のいい一匹狼」とは?
愛想のいい一匹狼とは、私が人間関係で使っている表現です。
- 丁寧+ドライ
- 単独行動を好む+協調性がある
のように、人と関われるけど1人を選ぶという発想なのですね。
以下のスレッズでも詳しくまとめています。
投稿者: @ryo_shigotoThreadsで見る
1人を選ぶけど協調性がある…?
これは、孤独耐性の高さとも関わりがあります。
輪に入ったりもできるんです。でも単独行動を選ぶから、人から嫌われにくいんですよ。
別に嫌われて孤立している状態ではないのです。1つ1つポイントを解説していきますね。
① 基本丁寧だけどドライ
特に重要なのがこれ。
丁寧、というのは協調性になります。敬語を使ったり、柔らかい表現ができるんですよ。コミュニケーション能力は低いわけではありません。
しかし、自分の情報は守っているのです。一線を決めているのですね。
- プライバシーは教えない
- 連絡先は交換しない
- でも、相手が悪いわけじゃない
「連絡先、実はこれ以上交換するの慎重にしてて。昔、人間関係で揉めすぎてねー。」
のように、自分ルールで断ったりということです。これなら、人に自分の時間や空間に入り込ませることがありません。
特に「つながらない」は重要です。笑顔も出すし情報交換もするんです。でも、友達として楽しく関わることは選ばないというイメージですね。
必要な時に必要なだけ関わる。これがドライの秘訣です。
② 敵を作らない、好んで孤立しない
一匹狼=わざと人を遠ざける、ではないのです。
これ重要項目ですね…‼
人との距離感を適切に取れる人、というイメージですね。
その気になれば人と関われる。でも単独行動を好む、ということです。
孤立をしているのではないんです。人との輪がある中で、1人を選んでいる。ということなのですね。
ですので、周りも「あの人は愛想がいいけど1人が好きね」と思っている状態です。敵を作らないためのヒントはこちら。
- 明るい、笑顔である
- 人の悩みには応える、助けることもする
- 自分の領域、一線は守る
笑顔で断るなどが想像しやすいでしょう。不愛想で断れば敵を作ります。
ネガティブの表現をしつつコミュニケーションは取りやすい。そんな人物像を目指しましょう。
③ 1人が好きなのだと周りに認知させる
認知しておけば、周りの人は積極的に誘わなくなります。
雑談の中で「私は1人が好きで、いつも1人行動してるよ。」と話したりすることです。こういう小さなコミュニケーションが認知につながるのですね。
認知しておけば仕事の休憩時間でも「1人で過ごすのが好きな人」になります。
認知しておかないと、周りが気を使って誘うこともあるんです。それはそれで困ってしまいますよね。
ただし、誘われないことに対して腹を立ててはいけません。絶対断るけど誘って欲しい…という気持ちを持つのは贅沢です。1人が好きを認知させる場合、周りは「1人を好むからやめとこう」となりますから。ここは注意しておきましょう。
④ 人を放置する、スルーする
あなたから周りの人に干渉しすぎてはいけません。グッとこらえることが必要です。
これも大事そう…困っている人を放置するんです?
相手からのアクションを待ちましょう。
相手のアクションを待てば、相手からお願いすることになります。自分から声をかけるのと別ものになるんです。
- そぶりで動かない
- 独り言などに反応しない
- 一方的なお願いに乗らない
上記3つは必須ですね。
例えば、SNSでも突然DMでお願いが届いたりします。どこの誰か分からない人の話に乗るのは限界があるでしょう。
しっかりとマイルールを決めておくことで、人を放置することがしやすくなります。
⑤ 人に話しすぎない、スマートな行動を心がける
話題を出せばコミュニケーションは増えます。触れられたくないことは話さなくて構いません。
自己開示しすぎると…周りに噂が広まるものです。人の話は聞くけど、自分の話はあまりしない。その程度で大丈夫なのですね。
他のポイントとして「井戸端会議に参加しない」「時間を決めて去る」などがあります。ダラダラと輪に入っていると、単独行動が選びづらくなります。
二次会に誘われても「この後やることあるから。」と、自分の理由で帰って構わないのですね。
交流はするけど交流の一線を持っている。自分の予定を優先する。そのイメージを持てば間違いづらくなります。
先ほど重要点として「敵を作らない」のお話をしました。ここを改めて深堀していこうと思います。
2.敵を作らない人間関係のヒント
今、知らず知らず敵を作っている方が多いのです。
- つい議論反論する
- コミュニケーション能力の低下
- すぐに人を好き嫌いで判断する
例えば、人間関係の続きやすい方は「曖昧さを持っている」と言われています。
曖昧さの足りない人は断定的。人間関係リセットもしやすいことがわかっているのですね。
敵を作らなければ…周りの人はどちらかと言えば好意的。理解する目で見てくれます。1人を好むからこそ、敵を作らず助けを求めやすい状況を作り上げましょう。
① 助けるが、相手から求めるものはない
敵を作らないコツは「味方になること」です。
ということは、人を助けたり相談に乗るのは重要なことなのですね。ただし、見返りは求めません。
見返りも重要じゃないです?
関わりを深める方が面倒なのですね。
なので、自分の予定があったり、重要なことがあれば断ります。あくまで余力の時間で助ける、ということです。
依存されないよう距離を保つのは心がけましょう。常に助けてばかり…だとモヤモヤします。
「この前相談乗ったから、今回は別の人ね。」のように、バランスを取るイメージです。
ちなみに、助けることで「本当に困った時は助けてもらおう」としやすいのもポイント。
② 否定せず共感をする
人は肯定されたいし、褒められたいものです。
実際に肯定や共感、褒められると…お互いにドーパミンが出るのですね。嬉しく感じるのです。
逆に否定すると、相手も反発したり指定したくなります。
あなたが敵対行動を取れば、相手も敵になるのです。
基本的に否定を避けましょう。否定したくなったら以下の方法をお試しください。
- 他の話題に変える
- 否定せず「そういう考えなんだ」と事実だけ話す
- あまりに会話が合わなければ、その場だけ話題をつなげてそっと去る
相手は相手で、その意見を持つ理由があるのです。
「そうなんだー。」の一言だけにしておけば、否定も肯定もなく。相手の考えに対する反応だけとなります。
③ 苦手意識を持ったら対立せずに去る
ちょうど今「去る」という言葉を出しました。
去ることは対立行動の1つ
なのです。
と言っても、面と向かって敵対するものではありません。後で「交流を避ける」だからです。
確かに、その場での衝突がなくなりますね。
多少モヤっとしますが、今後会わなければ済みますからね。
もちろん、会社の人など離れづらい関係性はあります。その上で、離れられる関係性なら…わざわざ関係性を深める必要はないのです。
自分と会わない人だったから、これ以上は関係性を持たないようにしよう。それで十分なのですね。
注意:最初から悪意を持った人は別
世の中には悪意を持っている人がいます。
- そもそも人に対して攻撃的
- 自信がなく、人に嫌味を言ったりして自分を保とうとしている
こういう人物は最初から敵なのです。相手が誰に対しても敵対心を持っていますからね。
こちらが敵にならないようにしても限界があります。味方を増やすなどの立ち向かう術を持ちましょう。
人生で関わらない方がいいタイプはこちらの動画をご覧ください。
3.1人で生きる中で孤独を感じた時の対処法
寂しさは食欲レベルで強い感情です。そして、愛想のいい一匹狼を実践していても…確実に寂しさを感じる瞬間があるのです。
- 不安の強い時
- 金銭的に悩みがある時
- 災害時
- 体調不良時
上記4つはほぼ確実に不安が発生します。
体調不良は年齢に応じて出てくるでしょう。年齢と共に寂しさを感じる瞬間は増えてくるとお考えください。
基本1人だからこそ、寂しさを解消する術は身につけておきましょう。
お腹が減ればご飯を食べます。寂しい時に、この食事と同じようなイメージの行動を知っておくことなのです。
① 孤独耐性を高める
そもそも日本人は孤独耐性が高いとも言われます。
いつもパーティをするわけでもないですし、1人で黙々と作業…のようなこともあるでしょう。ですが、SNSの普及と共に、人との関わりが身近なものと感じるケースも出てきました。
ふと「私は1人…」と思えば、居ても立ってもいられないでしょう。1人の時が来る前提で、備える行動が必要です。
確かに、1人の時にふと関心を持って欲しくなりますね…。
少し関われば気持ちも安定するものなのですね。
1人で楽しめる自分をしっかりと育てておきましょう。
- ソロ活をする
- 自分主体の発信場を持つ、自己表現を持つ
- 趣味をたっぷり持つ
1人の時に何もすることがなければ、ネガティブなことばかり考えるでしょう。
1人の時に生き生きできる自分がいれば、孤独耐性が高いと言えます。1人の楽しみをしっかりと持つことが、孤独耐性を高める結果につながるのですね。
② 自分主体の場、交流先を確保しておく
自分が中心となる集まり、グループということです。
私の場合は、ラジオライブや自身が運営するコミュニティなどが該当します。
人間関係は自分主体の方が有利なんです。
- 人を選べる
- 場所を選べる
- 内容を選べる
苦手な人は避けられますし、自分が興味ある内容にできます。交流しやすいんですよ。
もちろん大人数にする必要はありません。自分から「ご飯食べない?」と誘える人だったり「ゲームしない?」と、趣味のつながりを持つような形で良いでしょう。
いつでも受け身だと寂しい時も待ちになります。1つは積極性を出すことを意識してみましょう。
③ 同じく愛想のいい一匹狼とつながっておく
自分と似た感覚の人であれば距離感を保ちやすいのです。
これは分かりやすいし安心ですね!
お互い、1人を強く好む人同士、という感覚ですね。
これは連絡頻度を見るとわかりやすいです。
お互いにほとんど連絡なし。でも、時々情報交換をする。この程度の関係性であれば、ふと寂しい時に「少しご飯でもいかない?」と言えるでしょう。
忘年会、お盆のように特定の時に「一緒に話す」と約束しておくのもおすすめです。
私も昔からの友人らとはワンシーズンに1回ほどしか会いません。しかし、忘年会など必ず会う時を決めています。
④ 人以外の友を持つ
寂しさは人だけで解消する必要はありません。人以外の共も寂しさ解消になるのです。
- 特定の風景
- 動物
- 生活スタイルそのもの
動物はわかりやすいでしょう。ペットは大切な友…ペットと言うより家族になりますよね。
風景や生活スタイルは「風月を共にする」と捉えればわかりやすいです。寂しい時も「好きな風景を見つつコーヒーでも飲む」のようなスタイルは感動につながりますよね。
アマゾンプライムで「氷点下で生きるということ」シリーズを見ることができます。
これは人里離れた場所で暮らす人たちのドキュメンタリー。風月や風景を共にする、ライフスタイルを共にする感覚がわかります。
Voicyラジオでも触れている内容です。こちらも参考になります。
最後に私自身も実践していることをお届けしたいと思います。
4.カウンセラーの私が実践する愛想のいい一匹狼
私自身もこの「愛想のいい一匹狼」を実践しています。
私の場合は発信活動・作家活動をしているので、ネット上での意見等も多いのです。自分を守るためにも、人との境界は明確に分けなければなりません。
カウンセラーとしての知識も総動員し、私自身が人間関係で実践してきた点を3つお話したいと思います。
① 大半の人間関係を「ゆるい関係」にする
私は大半の人間関係を手放しました。
え、それって極端じゃないです…?
もちろん明確な基準を設けています。
以下の基準です。
- この先、関わる可能性が高いかどうか
- モヤっとしたことがあるか
- 連絡が義務的かどうか
学生時代は仲良しだったとしても、社会に出て何年も疎遠なら会うことはないでしょう。
同じく、昔は仲良しだったけどトラブルが増えた。であれば、離れる合図です。結果的に残ったのは10名ほど。
後は手放した後に程々の関係を続けている方々ぐらいです。
コントロールできる程度の人間関係ならトラブルも減ります。
ゆるい関係なら距離感も一定を保ちやすいのです。深い+敵対している…という関係性こそ手放す価値があるのですね。
② 自分主体の発信場、表現の場を持つ
これは寂しさ解消に役立つこと。
自分が中心となるコミュニティや発信があれば、人間関係を選びやすいのです。
- 各種、SNSのライブ
- 私から友人らを誘って忘年会
- 音楽活動などで自己表現
基本1人でも、自分から人と関わることができるのです。
さすがに人間関係がゼロになると距離感の学びもできません。人間関係は積極性を出す人の方が有利なのですね。
新しい良好な人とつながるきっかけにもなります。
自分が興味のない誘い、無理な内容は避けておき、他の関係性を強化していくイメージですね。
③ 自分の軸をハッキリ持つ
何を言われても動じない自分を作るポイントになります。自己肯定感・自尊感情も高まります。
私の場合は、以下のような軸を持っています。
- 家族が大切、穏やかな生活中心
- 自己表現としての活動を増やしたい
- 疲れない、欲張りすぎない
ここから外れる関係性はお断りをします。
そんな関係性ってあるんです?
例えば、否定だったりグイグイ来る関係性ですね。
「それでいいのか?」と言われても、それでいい。と言えるのです。
お互いに違う道を進むだけ。人生の目的は人それぞれですからね。これこそ、自分の道を進める一匹狼でしょう。
愛想を良くしつつ、違いがあればその先の関係性は避ける。このようにすれば、面倒な関係性を増やさなくて済みます。
ぜひお試しください。
まとめ:人間関係に面倒を感じたら「愛想のいい一匹狼」になろう
この「愛想のいい一匹狼」は想像しやすいのがポイントです。
本当は一人がいい。単独行動が好きなのに、無理に人間関係を作ってしまう方が多いのです。または、敵を作りすぎるような状況です。
付かず離れず。協調性を持ちつつ一人を選ぶ自由があります。この考え方が人間関係の助けになりますので、基本一人が好きな方はぜひお試しください。
以上今日はこんなところで終わりますね。BlueRatWebのRyotaでした。
こちらも参考になります。