「人間関係を減らしてもいいのかな?友達多い方が楽しそうだし…。」
そんなことを1度は考えますよね。
私は個人で相談業を中心とした働き方をしています。独立後、大きく人間関係を整理整頓しました。結論から言うと、ほとんど人間関係を持たないようにし、大正解だと感じています。
そんな人間関係減らしても平気なんです?
私の場合、家族と一部の友人ら。そして良好な仕事での関わりがあれば満足でした。
当記事をご覧頂いているのであれば、人間関係に悩んでおり、人間関係を減らしたい。断捨離したいと考えているかと思います。
- 人間関係を減らしたい
- 人間関係がどちらかと言えば苦手で、いつもヘトヘトになっている
- 仙人みたいな暮らしに憧れている…
そんなあなたに役立つ内容です。ぜひご覧ください。
1.人間関係の整理整頓をして感じた5つのメリット
私は33歳の時に独立しました。
それ以前は人間関係を増やしたいと思っており、毎週のように予定を入れていたんです。人間関係は広がったものの、自分らしい時間が減ったなと感じていました。
増やしていくと苦手な人も出てきますよね…。
その通りです。疎遠になった人も出てきましたし、1度整理する時期と考えました。
そもそもなのですが、私は人間関係で消耗します。人が嫌いではないのですが、配慮でヘトヘトになってしまうのです。
人間関係の7割ほどを減らしました。その結果のメリットからお話していきますね。
① 自分の時間がたっぷり持てる
私は大半の時間を1人もしくは家族の時間に費やしています。それ以外は仕事の時間です。
時間は命そのもの。さらには、苦手な人に時間使えば大事な人に使う時間を失ってしまいます。
これは機会損失のお話ですね。限りある時間を大事なこと、大切な人に使う方が幸福度も上がります。
人と会うと、会っている時間以外にも時間を奪われます。
- 移動時間
- 会うための連絡時間
- 当日何話そうかな…嫌だなぁと考える時間
この時間がゼロになります。当然、たっぷりと時間が持てるようになりますよね。
② 残った人間関係の維持に注力できる、感謝できる
必要のない人が遠ざかります。残った人は自分の中で大事な人たちでしょう。
人間関係を減らそうと思っても「減らせない人たち」がいるんです。この事実に気づくと、出会いに感謝できますよね。
人間関係が少ないと維持もしやすそうですね!
連絡も取りやすいです。お金や時間も使いやすいですよね
100人の関係を維持しようと思えば、莫大な交際費がかかります。時間もなくなります。
数名ならどうでしょう?
多少プレゼントを充実させても構いません。遠方まで会いに行っても大丈夫ですよね。さらには、そのくらいしても維持したい人間関係だと判断できます。
③ イライラ、モヤモヤすることが減る
大半のエネルギの消耗は怒りという話もあります。
人間関係はイライラモヤモヤの原因なんです。良好な人であれば、多少のことがあってもイライラモヤモヤしづらいんですよ。苦手な人は逆ですね。
- 人に振り回されにくくなる
- トラブルが発生しづらくなる
- 問題を持ち込まれにくくなる
特にトラブルを持ち込む方がやっかいです。問題を持ち込む方がいると、その人を中心にエネルギーを奪われ続けます。
そういう人間関係を制限するだけでも、穏やかな生活を取り戻せるようになるのですね。
トラブルを起こす方の特徴はこちらの動画
④ 自分のやりたいことを否定されない
十人十色、とはよく表現した言葉です。人は誰もが違います。
人間関係がたくさんあると、自分らしい行動に対して必ず否定意見が届きます。
否定は面倒…
それこそ、独立や転職など。価値観でぶつかりやすいことは、厳しく言われます。
ファッション1つでも口を出したい人がいるのです。そういう人がゼロになれば、本来の自分の行動を取れるようになりますよね。
人間関係が多いからこそ、様々な価値観で口を出されるようになるのです。自分の人生…自分で責任を取れば十分じゃないですか。
人の意見で右往左往しているうちに、行動するタイミングを失ってしまいます。それがなくなるのです。
⑤ 自分らしく振舞いやすい
基本1人です。人に配慮する必要がありません。
もちろん、周りの人に迷惑をかけるよう行動するとは別です。着たいものを着て、自由に今日を「コントロール」しやすくなるんです。
皆さんも、他の人のことを意識してショッピングしていませんか? 服を買う時に「この服、あの人なら何て言うだろう…」と思いませんか?
そういう意識を減らすことができます。
1人旅しているようなものですよね。1人旅は食べたいものをあなたが選びます。観光場所もあなたが選べます。
人生全体として、そのような考え方にできるんですよ。想像するだけでワクワクしますよね。
続いて、どのように人間関係を減らせばいいのか? 具体的な方法をお話していきます。
2.実際に人間関係を減らしていく方法
ポンポンと人間関係を手放す必要はありません。こういうお話をすると極端に考えるものです。
- 手放す人物像を決めていく
- マイナスの関係性を手放す
- 徐々に距離を取る
上記3つを守りつつ進めていきましょう。
離れづらい関係性があるのも理解しています。家族・会社の人たちは距離を取りづらいものです。
それはそれとして、友達・知人レベルの人は整理整頓できますよね。ご家族も将来的には距離を取れるようになります。段階的に無理なく進めていきましょう。
自分にとってのマイナスの関係から手放していく
本心に従いましょう。私も関係性の近い人で「会いたくないなぁ」という人から手放しました。
友達…です?
私の場合は友達関係から見直しました。
過去の関係ではなく今の関係で見ることです。
今、友達関係?
この問いでマイナスの関係は手放しやすいです。
会う度に傷ついている人がいれば、距離感は間違っているでしょう。会わないことでマイナスを減らせます。
会社関係のように、切っても切れない関係は別です。これは対応策を学ぶ必要があります。
まずは今すぐ関係性を見直せる人たちからスタートします。
連絡や会う頻度、コミュニケーションを減らす
これまでも何度も傷ついてきた、関係性を見直そうと思っていた。そういう人はLINEのミュートブロック・着信拒否を使っても構いません。
問題なのは「そこまででもない…」という人。ちょっと嫌、程度の人がいますよね。
そういう方は段階的に対応しましょう。基本的に、人は交流頻度が落ちれば疎遠になるんです。
遠距離恋愛が続きづらいのも、交流頻度が落ちるため。物理的に距離を取ってしまえば、自分の情報が相手に伝わりません。
情報が少なければコミュニケーションも取りづらくなります。
私は年賀状もストップしました。年に1回連絡を取るかどうか…という人も、関係性を続ける理由はないだろうと判断しています。
とは言え、関係性を減らすとふと寂しくなるもの。その対処法も一緒にお話していきますね。
3.ふと寂しくなった時にどうしたらいいのか?
寂しくなる時はほぼ決まっています。
- 災害時
- 金銭面で不安が出た時
- 体調不良時
- 大きな不安な要素が出た時(共通の不安ニュースなど)
そして、夜です。夜はセロトニンが低下して、不安感も感じやすくなります。
寂しさは食欲レベルの感情。耐えようにも耐えられません。ここで、人間関係を増やしてしまい「苦手な人が増えた…」となっては同じことの繰り返しですよね。
私は家族がいます。寂しさを感じにくい方ですが、他にも寂しさ解消を複数持ち気持ちを整えているんです。
以下お話していきますね。
① 自分が中心となり人と関われるものを持つ
私はちょっと特殊でして、コミュニティを運営しています。
プラスで発信活動…ラジオやYouTube、インスタでライブも可能。いつでも人と関われます。
それは良さそうだけど、もっと身近な方法ってある?
趣味仲間のようなつながりを持つのは安心です
自分が中心となり、なので1つくらいは「自分がアウトプットできる場」を持ちましょう。
私の周りでは「ラジオをスタートしたら、驚くほど自分をコントロールできるようになった」というお話が多いです。相手を想定して発信しますからね。しかも自分の声を聴くことができます。
1人暮らしの方も自分の声を聴くことで安心しやすいんですよ。
ラジオならスタンドエフエムがおすすめ
私のスタンドエフエムはこちら。たまにライブもしてますよ
② ゆるい関係性は増やしておく
ゆるい関係性とは挨拶程度の関係性です。
- 相手の深いことは知らない
- そこで挨拶をし、雑談をする程度
- 友達予備軍
人間関係は割合で成り立っています。
親しい人は少なくていいんです。ただ、ゆるい関係性を増やしておけば寂しさの解消がしやすいですよね。
行きつけのお店とか良さそうですね!
サードプレイス、第3の居場所を獲得しましょう。
人は環境に属します。習い事・お店など。人間関係は第3の居場所で増やせるんです。
依存先を増やしておけば寂しい時に通えますよね。居場所がないことが本当の孤立と言えるでしょう。
それはそれとして居場所は自分で作れます。自分の興味を持っていることを継続すればいいんですよ。
③ 人間関係以外で楽しめるものを分散する
人間関係だけに依存する必要はありません。
寂しい時に「人間関係以外のことを考える」状況にすればいいんです。寂しいことを忘れるというより、全く別のことに集中することです。
わかりやすいのは趣味でしょう。夜、家の中で没頭できる趣味があれば助けになります。
- ブログでも書いてみる
- ゲームをする
- 手芸、工芸をする
色んな方法があると思います。寂しい時間も朝になれば解消しやすいんです。
一時的に夜を過ごせる方法として、人間関係以外の依存先・没頭できるものを持ちましょう。
4.人間関係の量と質。ベストの割合とは?
最終的に、親友や家族が数名いれば気持ちは満たされます。
親しい人や家族は全体の5%未満と言う話があります。良好な人は2割ほど。残りは顔見知りや、ほとんど知らない関係性なのです。
友達100人できるかな?じゃないですが、人間関係を量で見る方が多いのです。
人間関係が多ければ維持が大変です。交際費もかかります。それぞれのライフステージも変わり、価値観も変わりますよね。
100人いれば、段々と疎遠になる人たちが出てきてしまうんです。
それで、良好な人2割。特に親しい人5%ぐらいがいいんですね?
絶対とは言いませんが、このくらいをイメージしましょう。
だから、友達が1人か2人しかいないと言って嘆く必要はありません。あなたの人間関係が50名ほどで成り立っているのなら、割合として問題ないからです。
当記事を書いている私もほぼ在宅で仕事をしています。家族・親族以外の人とはほぼありません。
親友と呼べる人は数名。良好な人も10名ほど。後はコミュニティなどでゆるく交流する人たちが100名~います。
これで寂しくもありません。1人の時間が豊富なので好きなこともできます。
あなたも自信を持って1人を選んで大丈夫なんですよ。
まとめ:基本1人でも大丈夫、人間関係を質で見ていこう
人間関係は最終的に質です。
大勢の人に囲まれていても、実は相談できる人がいない…孤独を感じる。という状態もあるんです。(外向型孤独症と言います。)
少なくとも『苦手な人・嫌いな人』に囲まれている必要はないんです。1人が寂しいからと、苦手な人と一緒に居る方が人生はつらくなってしまうでしょう。
人間関係はこの先も増やすことができるんです。だから、あなたも今の人間関係を整理整頓し、良好な人たちを中心とした関係性を大切にしましょう。
以上『「基本1人の方がラク」人間関係の整理整頓をして感じた5つのメリット』という記事でした。