MENU
Ryota
HSP向け相談業・作家・講師業・作曲家のパラレルキャリア。自分らしい人生を送るため、33歳の時に独立。趣味はファッション。著書に「まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本」(KADOKAWA)など全3冊。

【体験談】SNSをやめたら幸せになる理由/カウンセラーが実践する上手な使い方と共に解説

SNSをやめた

SNSをやめたいな…そう思う瞬間はありませんか?

SNSは使えば使うほど幸福度が落ちます。といっても、簡単にやめられないくらい依存性が高いのも事実ですよね。

みんな使ってるし…簡単にやめられませんよね。

そこで、SNSをやめたらどうなるのか。困るかも考えてみましょう。

特定の使い方をすることで、SNSのデメリットを避けつつ情報を得ることもできるのです。

当記事では、

  • SNSをやめたらなぜ幸せになるのか
  • あなたが思うほど、SNSをやめても困らない理由
  • 私が実践する上手なSNSの使い方

上記をそれぞれお話していきます。

特にSNSを使う度に傷ついている。モヤモヤしている方に役立つ内容です。ぜひお試しください。

生き方や心理系に関わる書籍も出しています

X(旧Twitter)をやめた結果の話はこちら

目次

1.SNSをやめたら幸せになる、幸福感が上がる理由

SNSは使い方が大切
SNSは使い方が大切

SNSはつい最近登場したものです。メンタル的に安定する使い方はそれぞれが模索段階。使っているうちに、疲れてしまう人も少なくありません。

様々な研究でもSNSを利用して人と比較をした結果、幸福度の下がることがわかっています。

※世界一幸せな国ブータンも、他の国の情報が入ってきて比較するようになってから幸福度が下がっています。

SNSを使って比較を減らすだけでも幸せを感じやすいと言えるでしょう。

他にも重要点がいくつかあります。比較も含めて、1つずつ解説していきますね。

① 人との比較が減る

人は誰もが劣等感を持っています。劣等感を持つことが人である証拠…と、アドラー心理学では伝えられていますね。

深いですね…。でも劣等感はしんどいです。

比較して苦しくなる可能性が高い証拠にもなりますからね。

皆さんも人と比べていませんか。これは太古の昔から変わりません。

ただし、今までは「身近な人、実際に関わっている人」と比べていたのです。

SNSはほぼ無限に誰とでも比較ができます。同世代の活躍している人もわかってしまいます。

その結果が、妬みや嫉妬につながり、自己否定や自尊心の低下につながってしまうのですね。

SNSをやめれば比較対象は減ります。もっと自分らしく歩めるようになり、幸福度が上がるのです。

② いいねや返信などを義務的に考えなくなる

真面目な人ほどSNSの使い方が下手と言えるでしょう。

  • 全て義務にする
  • 意見を流せない
  • つい反応してしまう

道ですれ違う人の独り言に反応する。そのような状態になります。

実際にSNS疲れする人の大半は「反応の義務」によるものです。
常にSNSを見続けるようになり、嫌な情報にも反応しようとするのです。

その義務がなくなれば、モヤモヤと考え込む時間が減るでしょう。

③ 面倒なコミュニケーション、人間関係のつながりが減る

つながらなくていい人とつながるから疲れます。

否定も増えそうですね…。

実際増えますね。価値観の違う人から意見が届きますから。

その結果、自分がダメなのかな?と思い幸福度が落ちます。

人の深い悩みの1つが「苦手な人とでも一緒に居続けなくてはならない」ですから。これをSNSで作り上げてしまうんですよ。

SNSの利用をやめれば、面倒なやり取りもゼロ。つながらなくていい人とのつながりもなくなります。自分の人生のことを考えられるようになるでしょう。

④ 今、この瞬間に集中しやすくなる

マインドレスネス、という言葉を知っているでしょうか。

マインドフルネスが「今に集中する」に対し、マインドレスネスはその逆。今以外のことに注目して考えている状態です。

SNS依存的になると、SNSの新しい情報のことばかり考えます。または、自分の発信に対する反応ばかり想像してしまうのです。

実際、ポケットにスマホを入れている人の方が大学の授業に集中できなくなった。という話があります。

SNSを使わなければ、SNSの反応を気にすることすらありません。今目の前のことに集中できるようになるでしょう。

ご飯の前にインスタ用の写真を撮る、みたいなアクションもなくなります。
まず感動を味わう。食事の時の「おいしそう―!」という気持ちを大事にできる感覚が戻ってきます。

⑤ 承認欲求に振り回されなくなる

SNSで承認欲求を満たす人があまりに多いのです。そういうツールでもありますからね。

SNSが自分の価値になると…しんどそうですね。

SNSの反応だけが自分の人生。ぐらいになっちゃうんですよ。

人は「自分が関わる情報を見る」ことでドーパミンが出ます。SNSの情報がまさにこれ。

周りの人で満足できないから、不必要な賞賛を求め失敗するのです。

本来、家族や恋人。友達など周りの人から認めてもらえば満足します。
SNSから離れることで身近な人との交流を大切にできるのですね。

といってもSNSをやめるのが不安でしょう。人間関係がなくなりそうな気持ちもあると思います。

実際、やめてもほとんど困らない理由もお話しますね。

2.あなたが思うほど、SNSをやめても困らない理由

SNSがなければないで、生活するだけ
SNSがなければないで、生活するだけ

そもそも、SNSのない時代がありました。なければないで生活は続きます。

あれば便利…と思うでしょう。既に負担となっているのなら、便利さより心の負担の割合の方が強くなっているのです。

そんなものなんですかね…?

試しに一週間だけやめたらいいんです。

実際にSNSをやめた人、使う頻度を落とした人からは「何で制限しなかったんだろう?」と言われます。

その理由は以下のとおりです。

① オフライン、リアルの関係性に注力できる

ネットから離れ、実際の人間関係を見るようになります。

人はそもそも自分の行動範囲の人と交流している

この原則を忘れてはいけません。

SNSで全世界の人と交流したり、比べている状態の方が異常なのです。

私がSNSを制限した結果、

  • 家族の時間が増える
  • 自分の時間が増える
  • スマホを見る頻度が減る

メリットばかりでした。

② 自分らしく生きやすくなる

SNSを見ていると様々な情報が集まります。その情報を正しく区分けして、上手に使える人はほとんどいないでしょう。

つい情報に振り回されます…。

情報は自分で選べばいいのです。

勝手に集まる情報ではなく、SNSでも「この人の情報は知りたい」なら構わないのです。実際は流れてくる情報ばかり見ちゃいますよね。

情報が少なくなった結果、自分の決断・自分らしい道に進みやすくなります。

③ 本当に必要な関係性はそのまま残る

SNSの関わりはかなり薄い関わりです。SNSをやめたら終わる程度のもの。あなた次第で気軽にゼロに戻せる関係性なのです。

SNSをやめても「この人たちとは交流したい」という人は残ります。

  • 友達、身近な人
  • 恋人、家族
  • 実際に会った人(連絡先を知っている人)

SNSのみでつながっていた親しい人がいるとして…その人だけ、個別に連絡先を交換しておけば問題ありません。

人間関係の大半は環境に属します。SNSという環境のみでつながっている人は薄い関わりです。
友達・尊敬する人のような関わりは環境に属していないのです。
環境に属していない人とは長続きしやすいのですね。

④ 他の方法で人と連絡ができる

今後、SNSを通じて連絡を取ることがなくなります。どうでもいい情報が入ってこなくなるのです。

  • LINE
  • メール、電話
  • 仕事関係ならチャットワークなど

SNSの場合は個人的な呟きが発生します。

個人の独り言に対して「反応を強いられる」のがSNSとも言えるでしょう。

一方でLINEやメールは個別に伝えるもの。個人の独り言からは外れます。反応しやすいし、反応しなくていい情報は届きにくいでしょう。

そう思うとラクですね!

ひたすら連絡を送る人から離れると、驚くほど情報が制限できます。

私もほぼ人からの連絡はありません。イベント等、一緒に遊びたい時だけ連絡が来る。相談の時に連絡が来る。その程度です。

人の独り言に右往左往しなくなるのですね。

最後に私が実践するSNSの無理ない使い方。付き合い方をお話しますね。

3.カウンセラーが実践するSNSの上手な使い方

SNSで疲れないルール
SNSで疲れないルール

SNSをやめられるならやめた方がいいものの、使うメリットがあるのも事実です。

使わないこともストレスになりそうですね。

疲れない使い方をすれば大丈夫です。

ちなみに私も仕事上、SNSは活用しています。しかし…SNSらしい使い方をしていないのです。

SNSでの交流をしていない

上記を基本として、細かいルールを解説していきますね。

なお、SNSに依存的な場合は気持ちだけで制限は不可能です。タイムロッキングコンテナで、スマホを使えない状況を作りましょう。

① 基本的に自分からの発信に注力する

これが精神科医・カウンセラーなどの共通意見です。自分の発信に注力する程度であれば疲れないのです。

人に振り回されない感じですよね!

人の情報を気にするから疲れちゃうんですよ。

自分の話したいことのみ話す。他人のことに耳を貸さない。

ドライに感じますが、これならSNSのメリットを使いやすいのです。仕事でも無理なく活用できますからね。

それこそ否定や誹謗中傷も見なければ問題ありません。徹底してフィルターをかけましょう。
自分を守ることを優先すればいいんです。
他人の一言で傷つかないようにするため、ひたすら自分からの発信を楽しめば大丈夫です。

② フォローは最小限、身近な人とはつながらない

フォロワーが増えるのはともかく、こちらからフォローをする必要はありません。フォローのルールも作っておきましょう。

フォローするから相手の発言が気になります。反応しなきゃとも考えますよね。

この記事を書いている時点で私はおよそ27万人のフォロワーがいます。しかしフォローしている人は数える程度です。

基本的にはフォローしませんし、フォローも返しません。これを徹底しています。

身近な人ともSNSの交換はしていません。これがメチャクチャ大事!

身近な人とSNSの交換すると、お互いの監視状態になります。
相手と遊びたくないけど…外出はしたい。そんな日も出てきますよね。この時にSNSを更新すると相手は「なんで遊びを断ったのに外出してるの?!」みたいに怒ったりするんです。
こういうモヤモヤがなくなります。

③ いいねや返信は義務にしない。基本的に行わない

1度義務にすると一生続けなければいけません。今後、SNSのやり取りが増えたらパンクします。

そうそう、これで悩んでたんです…。

他の人の更新に反応はやめましょう。

全部に「いいね」をするとして、共感できない内容も出るでしょう。あなたに対する否定みたいなのも反応するのは大変です。

私の場合、否定的なのは相手にしません。それで色々と考えたりするくらいなら、自分の心を守る方が圧倒的に大事なのです。
意見の違う人もいるよねー!と思って、そっとミュートすれば大丈夫です。

このように「相手にしない」を心がけるため、そもそも全部の意見に対して積極的に反応しない方がラクなのです。

④ エゴサーチをしない

エゴサーチは基本的に自分を傷つける、とお考えください。

芸能事務所でも、新しく入った人に推奨するほど。
エゴサーチで傷つかない人は「何を言われても全く気にならない」レベルの人です。
芸能人でもごく一部ですね。

自分が関わる情報はドーパミンが出ます。エゴサーチは止められなくなるのです。

良い評判の話を見ると嬉しくなりますよね。実際はたった1つの悪い評判でガッカリしてしまい、夜も眠れないほどになります。

自分の名前はもちろん、自分の創作物やサービスでも調べない方が安心です。関連して何を言われているかわかりませんからね。

⑤ 必要な情報のみ調べる

欲しい情報を検索して使うようにしましょう。

何となくタイムラインを見ないってことですね!

そうです。欲しい情報の内容のみ検索して、調べる媒体にしましょう。

私も特定の人だったり…それこそ「気になっている服の名称」などしか調べません。それもポジティブな情報が欲しいのでさらに具体的にします。

「ユニクロU Tシャツ 買い」

のような感じですね。メリットとか、買って良かったとか。こうするとネガティブな情報が制限できます。

まとめ:SNSは自分でルールを作り、振り回されないよう使いましょう

SNSは何となく使っていいものではありません。

実際にSNSを使って幸福度がダウン。さらには、メンタル的に参ってしまい、何もできなくなってしまう人もいるのです。

SNSで傷つく回数が多いのなら、いっそやめることも考えましょう。若年層中心に、既にSNS離れをしている人も増えているのです。

使う自由もあれば使わない自由もあります。もっと目の前のことに集中して生きていきましょう。

以上、今日はこんなところで終わりますね。Blue Rat WebのRyotaでした。

SNSを制限したいならこれ!

生き方や心理系に関わる書籍も出しています

X(旧Twitter)をやめた結果の話はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

ココレター

ココレターは心がホッとする、人間関係で役立つ情報が届くニュースレター。

  • 毎月2回以上、心がホッとする情報が届く
  • レター機能で届いた悩みをインスタショート動画やスタンドエフエムで回答
  • 無料登録で人間関係を整える「愛想のいい一匹狼」を取り入れるステップ限定記事をプレゼント中

「低ストレスの心穏やかなスローライフ」を目指す、学びの情報レターです。

この記事を書いた人

HSP向け相談業・作家・講師業・作曲家のパラレルキャリア。自分らしい人生を送るため、33歳の時に独立。趣味はファッション。著書に「まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本」(KADOKAWA)など。

目次