皆さんはポジティブに生きるコツ、メンタルを安定させるコツを知っていますか?
それは「極力考えないこと」と言われています。
私は強度のHSP気質…敏感性を持っており、深く考え込む特徴があります。そんな私が考えることをストップするため実践していることがあるのです。
でも、意識的に考えないことなんてできるんです?
頭の中でどうにかできるものではないのですね。
結果的に考えなければ良いのです。行動で意識を別に注目させることができるのですね。
当記事では、
- 大半の方が間違えている、何も考えないで生きる方法
- 考え込みやすい私が考えづらくした結果
- 考えすぎず不安と向き合う方法
上記をそれぞれお話していきます。ぜひお役立てください。
YouTubeでもお話しております
考え込みすぎる性格との向き合い方はこちら
1.大半の方が間違えている、何も考えないで生きる方法
まず前提として、何も考えないとは…
「もう頭の中空っぽだもんねー!」
のような状態ではありません。
そもそも、人の脳は常に動いています。車がエンジンをかけて待機しているような状態なのです。
そうではなくて「悩み続けない・目の前のことに注力できている」のように捉えましょう。
面白い漫画を読んでいるのなら、その漫画を読んで笑える。明日のことを考えていない、のような状態です。
とはいえ大半の方はできていないでしょう。
不必要なことに流されない。不安にばかり焦点を当てない。そのような状態のために必要なことは以下のとおりです。
① 普段から受動情報を制限する
受動情報とは「勝手に入ってくる情報」のことです。
- テレビ、ニュース
- SNS
- 電車の中吊り広告
- 噂
色々と考えられますよね。
受動情報の大半はネガティブなものです。不安をあおるように作られています。
テレビなら視聴率を取らなくてはなりません。人はネガティブな情報、損をする情報に注目します。このような情報を出した方が視聴率が取れるのですね。なのでネガティブ情報が大半です。
ポジティブニュースの割合は1割もないほどでしょう。
受動情報を見れば見るほど不安は増し、考えることは増えます。必要な情報は自分で調べて得る程度でいいのですね。
ちなみに「テキスト」「ラジオ」で情報を得るだけでも無駄な情報は減ります。映像を制限することからスタートしましょう。映像情報は6倍記憶に残りますので。
② 適度に忙しくする
暇すぎるとロクなことを考えません。
人は1度に複数のことを考えられないのです。何かしら行動をしている方の方が、悩んだり考え込む時間は減っていくのですね。
確かにこれはあるかも…。
ソファーでゴロンとなっている時の方が考え込むものです。
例えば、帰宅後に家事や趣味を丁寧にする方が良いでしょう。人と話すのも効果的です。
ポイントはストレスにならないことです。
悩んで疲れるのなら、手足を動かし作業をすることです。いっそのこと内職をする方が気持ちがラクになることもありますね。
忙しすぎないホワイトな職場で「自分はこれでいいのか?」と悩み、退職を選ぶ方がいます。資産運用などで経済的に働かなくて良くなった方が…1年後に仕事を開始するケースも少なくありません。
暇を楽しめるのは、それはそれで一種の才能と言えます。
③ 考えて悩む時間を自分のケア時間にする
悩んでいても答えは出ないでしょう。今のあなたの知識で答えが出ない、それが答えだからです。
でしたら、全く違うことをすればいいのです。人は複数のことを同時に考えることができません。
悩みやすいのは夜。することのない時間帯が多いのです。夜なので、自分をケアしてみましょう。
- 顔にスチームでも当ててみる
- セルフマッサージする
- ヨガやピラティスをする
- セルフ脱毛でもしてみる
- ココアでも飲んでホッとする
ちなみに私も家で脱毛してます。レーザー脱毛器がたまたま当たったんですよ!
他にも、いくつかストレッチ用のグッズを購入。30分ほどじっくりと身体をほぐしています。何となく悩んでいるよりも、よっぽど自分を労わる時間になりますよね。
どちらかと言えば、悩み続けるのは自分を責める時間になります。
行動で自分を労わると、心理面としては自分を労わる思考になりやすいのです。行動から思考を変えていきましょう。
④ 今、目の前のことに集中する(マインドフルネス)
目の前のことに集中できていれば他のことを考えません。
この「今のことに集中する、丁寧にすること」がマインドフルネス。継続することで、実際に脳が変化してストレスを受けにくくなることもわかっています。
凄いメリットですね…‼簡単にできるんです?
小さなことで簡単に試せますよ。
例えば、ご飯を食べている時。今何を食べているかをじっくり考えましょう。
そして、ごっくんと飲み込みます。喉を通る感覚があるでしょう。こういう内容に1つ1つ集中すればいいのです。
私は今、ブログを書いています。ブログを書く内容を考え指を動かしているのです。キーボードの感覚もあります。これも集中できているのですね。
注意散漫になる場合、身体を動かすような内容で今に意識を向けると取り組みやすいです。
⑤ 運動習慣を持つ
特に考えずに済む内容が運動です。
運動は身体を動かします。そのうちに疲れも出て、息切れもするでしょう。考えるどころではなくなってくるんです。
運動は脳内バランスも正常に戻す効果があります。不安の原因となるノルアドレナリンも整えてくれますので、不安感がみるみる落ち着いていくのですね。
β-エンドルフィンが出るため、多幸感・強い鎮静効果も期待できます。
運動が心理的に安定を及ぼすことはわかっています。運動をしない方ほど、メンタルダウンはしやすいと言えるでしょう。
運動習慣のない人は散歩程度でも構いません。
- YouTubeを見つつ運動
- ゲーム+運動のものを試す
- 1日5分だけでもいい
上記なら、運動嫌いな人も少しは試せるでしょう。運動をせず筋肉量が落ちれば、もっと運動をしたくなくなります。
考えそうになったら「身体を動かす」。この発想をぜひお試しください。
⑥ 普段から学ぶ習慣を持つ
悩む理由は答えが出ないからです。
問題に対して答えが出れば、それ以上悩むことはないでしょう。考えて答えを出して終わりです。
そう思うと知識量は大切ですね!
知識的健康という言葉があるほど、知識は大切なんですよ。
普段から何でも良いので学びましょう。学びは座学だけとは限りません。
- 疑問に思ったら調べる
- 本を読む、知らない情報を得る習慣を持つ
- 活字が難しければ漫画でも構わない
とにかく、今以外の知識を得ていくことです。
プラスで問題が発生したら…1度は自分で解決を検討すると良いでしょう。1度解決できれば、その内容に関して悩みづらくなるためです。
私も毎日、皆さんの悩みに答えるラジオをしています
続けて、どちらかと言えば考え込む私が考えない仕組みでどうなったのか。お話をしていきます。
2.考え込みやすい私が考えづらくした結果
私は想像以上に考え込みやすい性格をしています。
石橋を叩いて渡る…どころか、這って通る!ぐらいの慎重派。どちらかと言えばネガティブ思考です。
仕事の独立についても…当時勤めていた工場の月給を個人の仕事で抜き、さらにその状態を1年以上継続。
1年仕事がゼロでも食べていける程度の貯蓄をしてようやく決断しました。
そのくらい、徹底して考えつつ行動をしています。
でも、ここまで考えると疲れてしまうものなのですね。
そんな私が考えすぎない習慣を取り入れた結果…以下のようなメリットが出てきました。
① 不安感が解消した
性格的な不安感がかなり和らぎました。漠然とした不安が減ったと言いましょうか。
これ、悩んでいる人も多そうですね。不安が減れば何よりです。
不安を感じても「共存」しやすくなったんです。
不安は想像しても答えの出ないものでしょう。答えが出れば具体的な対応が取れるからです。
心の柔軟性…レジリエンスという言葉があります。
これは、問題に対して「どうするか?」と考えることで、受けるストレスを減らせる考え方です。
考え込んでいるという状態
ステータス異常のように捉えられるようになったんです。
不安は脳内にノルアドレナリンがたっぷりある状態です。
運動などで解消すれば「元に戻る」と判断もできるようになりました。自分を俯瞰(ふかん)して見ることができるようになったのです。
② 日々の消耗が減った
考えすぎてのヘトヘト感がなくなりました。
皆さんも漠然とした不安感。将来の悩みなどありませんか?
私の場合、家族に対する責任感が重圧となる時がありました。特に次男が生まれた時…自分の仕事を切り替えるべきか?真剣に悩んだのです。
現在、個人事業主として独立。生計を立てております。
不安定な仕事なので何かと悩みますよね。しかし、心が安定しやすくなったのです。
- 今、やるべきことに集中できる
- 多少のことで動じなくなる
- 体調不良で休んでも特に焦らない
不安の96%は当たらない、というお話もあります。結局は想像不安の中で疲れ切ってしまうのです。
想像不安での消耗が減ったため、当然クタクタになる状態も減りますよね。
③ 問題に対して「何とかなる」というイメージを持ちやすくなった
思考を途中でストップできるようになったのですね。
特に私が使っている言葉が「人は誰でも最善を尽くしている」です。
過去の失敗も、その時に緊張したり…若くて経験不足だったり。理由があるのです。その時なりに失敗を回避しようとしているものなのです。
頭の中だけで考え続けると、脳が疲れて結局はネガティブな想像が生まれます。
普段から考え込むことが減るだけで「この辺りで他ごとをしよう」と思いやすくなりますよね。
その結果として「まぁ、この問題も何とかなるだろう」と意識しやすくなったのです。
④ 必要なことを冷静に考えられるようになった
今、考えることなのかどうかも向き合えるようになりました。
普段から…考えるものじゃないんです?
例えば、風邪の時に考えることは「体調回復」ですよね。
優先順位的に考えられるようになったのです。
私は身体が弱いため、良く風邪を引いています。その度に「今は体調が悪いからネガティブに考えるんだな」とわかるようになりました。
将来不安も体調不良のため。まずは体調を回復しよう!と思えるんです。
もし、仕事が順調でないのなら、考えることは長続きする仕事のことでしょう。これが目先の問題であり、他のことまで含める必要はありません。
問題を1つ1つ考えることこそ、冷静な考え方なのですね。
と言っても人生に不安は付き物。不安だから考えることも多いでしょう。
そこで、考えすぎず不安ともしっかり向き合えるコツもお話します。
3.考えすぎず不安と向き合う方法
考えすぎなくとも不安は出てきます。
そこで、不安に対して「あー不安だなぁ。」と考えすぎないコツ。こちらもお話していきますね。
① 悩むのではなく、具体的にできることをピックアップする
思考停止してはいけません。
考えるのですから、原因を特定して行動にすることです。
不安の原因を突き詰めるのは必要そうですね。
単に将来不安!と言っても種類がありますからね。
将来不安であれば…。
- 健康
- 孤独感
- 金銭面
この3つでもアプローチが違います。
お金があっても一人でポツン…という方もいるでしょう。孤独感を解消したいなら、行きつけのお店や習い事。
自分主体の発信などをした方が不安は解消できます。
こうやって、1つずつ紙にでも書いて考えれば見えてきます。
漠然と…ではなく「なぜ?何が?」と問いかけていくと本質にたどりつけますよ。
② 今の自分のできる範囲内で行動する
不安の原因がわかっても、完ぺきには行動できないものです。
お金がない不安で「月収100万!」とかは…まず難しいでしょう。夢みたいなことを掲げても不安は大きくなるばかりです。
そこで大事なのが、
できることをできるなりにやる
です。
例えば、私ももっと働くことはできるんです。でも家族の時間、自分のホッとする時間はなくなってしまいますよね。
だと、本末転倒ですよね…。
働く時間と自分の能力的な限界はあるのです。
その上で精一杯やっているなら十分じゃないですか。それでだめなら、自分の限界だったということです。
自分なりのよくやったのならその自分を責めることはできません。なので、できる程度でいいんですよ。
③ 自分の限界を認める
誰にだって限界があります。
1日は24時間しかありません。体力、考える力、発想も何もかも違います。
人と話すのが上手な方もいれば、収入を上げることが得意な方もいます。経営のできる方もいれば、人間関係が苦手な人もいるでしょう。
私であれば…個人事業をしております。でも経営にそこまで興味はありません。
私は自分と家族がそれなりに楽しみつつ暮らせ、そして手の届く程度に人を助けられたら良いと思ってます。
それがRyotaさんの限界なのですね。
そう思ってます。身の丈に合う程度でいいんですよ。
身の丈に合わないことをしても疲れるし失敗するでしょう。
限界を認めて「自分はこんなもんだ。自分なりによくやった。」と思える日々を作れたらいいんです。
まとめ:考えない時間を持ち、頭を休めましょう
考えすぎると疲れます。頭もどんどん疲れてしまうんです。
家に帰ってまで難しいことは考えられません。深く考えたいのなら、考える日・環境を設定すればいいんです。
私も1年で1つか2つ。新しいことをしています。でもその程度です。一気に色んな活動を広げるイメージは持っていません。疲れちゃいますからね。
疲れない程度に生きれば楽しめるんですよ。皆さんもぜひ、考えすぎない暮らしを始めましょう。
以上今日はこんなところで終わりますね。Blue Rat WebのRyotaでした。
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