あなたも「もっと自分にたっぷり時間を使う生き方がしたい。」と思っていませんか?
と言ってもスローライフを実現する仕事は見つからないものです。時間に追われて仕事をすることが多いでしょう。
私は30代で家族の時間や趣味の時間を持ちつつ、自分らしく働けています。通勤もありません。
そりゃ凄くいい仕事ですね?何をしているんです…?
仕事を複数持ってます。組織には属していません。
組織に居ては実現できないと思ったため個人事業主・フリーランスを選びました。
当記事は、
- 30代でスローライフができた仕事について
- スローライフ実現のため20代からコツコツと取り組んできたこと
- 仕事時間より大事なワークライフバランスの肝
をそれぞれお話します。
真剣にスローライフをしつつ仕事をしたい方はぜひチェックしてくださいね。
スローライフの生き方についても解説しています
Voicyラジオでも参考になる話をしています
1.30代でスローライフが実現できた仕事とは?
現在、オンライン中心で以下のような仕事をしています。
- 講師業
- 自身のコミュニティ運営、ウェビナー・イベント企画
- YouTubeチャンネル・ラジオ運営
- メディア運営
- テキストでの相談業
- ニュースレター運営
- 作家活動
全体的にメンタルヘルス関係で人の悩みを解消する内容です。
ほぼ自宅のみ。それなりの機能を持つPCが1台+インターネット環境があれば仕事ができます。
やっぱりオンライン…ネット関係なんですね!
IT系ではないものの、オンラインでの活動は相性がいいんですよ。
上記の仕事について意識した点を詳しくお話させて頂きます。
① 組織に属さず、自分で仕事を作る個人事業
私の住んでいる地域は…正直、それほど仕事が多くありません。
フレックス制はもちろん、テレワークにできるような仕事もほとんどなし。ですので、自分で仕事を作る道を考えました。
言うのは簡単ですが難しいですよね…。
ええ、10年かかってます。最初の2年は完全に赤字でした。
とは言え、少しずつPC1台で様々な仕事ができるようになったのです。
私はメディア運営やSNSを活用し、相談業やコミュニティ運営をしております。そしてYouTubeやラジオからも多少の収入を得ています。
一定の仕事量を1日の中でこなせばいい
疑似的にフレックス制のように過ごしています。
1日に8時間ほど作業をしております。これも、朝6時半からスタート。夕方15時には終わり、などできていますからね。
体調不良の日は仕事量の制限も可能です。このように自分らしく働けるようになっています。
② 作品を出し、その作品を長期的に見てもらう仕組み
自分が何もしていない時でも仕事ができている。この状況も心がけました。
現状、具体的には、
- YouTube
- ラジオ
- 作家活動
となります。
※もちろん完全に放置ではありませんが。
本がわかりやすいですかね。世に出せば、一生誰かの手に届く可能性があります。
こういうものをたくさん作り、そして人に役立つ発信を続けることを心がけております。蓄積する仕事をすることで、仕事をすればするほど将来がラクになるのですね。
今後は10年かけて個人的に10冊本を出すことも想定しています。時給的な働き方から発想をずらすことを実践しております。
③ 時間が収入になるとは限らないもの
ちょうど今、時給的なお話をしました。
組織に属する場合も基本的には時間給となっているのです。
確かに…あまり時給換算したくないですね。
有給はあるものの、働いていないとお金になりませんからね。
私ももちろん、日々忙しくしています。
それはそれとして、時給換算できない仕事をどんどん増やしているのです。YouTube動画もおよそ2,000本出しています。
ということは、この2,000本が今後一生…誰かに見てもらえる可能性を秘めています。1本作るのに撮影+加工でおよそ1時間。
でも1時間でどの程度の収入か、というのは測れません。
同時に資産運用も心がけています。自分が何もせずとも一定の収入になるものをどんどん増やせば、将来的な時間の余裕は増えていくでしょう。
続けて仕事に対する「時間のポイント」もお話していきます。
2.仕事に関わるが必要ない時間を徹底して減らそう
自分にたっぷり時間を使い、豊かに生きるのがスローライフ。
スローライフを実現する仕事ですから「無駄を省くこと」は必要です。私も長年のサラリーマン人生から、組織では無駄の多いことにモヤモヤしていました。
組織ってそんな無駄があります?
もちろん会社にもよりますが…まぁ無駄だらけですよ。
例えば、上司が帰るまで他の人は帰れないとか。未だにありますからね。
私が具体的に無駄だと感じたのは以下の点です。これを改善しました。
通勤、更衣、電話など
- 通勤時間
- 更衣、仕事着などの準備
- 電話でのやり取り
- 人を伺っての時間つぶし
- 中身のない会議
- 必要のない朝礼
考えればもっとありますが、代表的なのはこのくらい。
特に通勤と更衣ですかね。通勤で片道30分なら、1日1時間も自分の時間を失っています。
たまに「通勤時間で音楽聞いたりできるし。」と仰る方がいます。これ、自宅でのんびり聞いた方が嬉しくないでしょうか。基本的に通勤はストレスになることがわかっています。
電話もその間、他の作業ができません。テキストで送ってもらえば内容も残りますよね。
更衣も…そもそも私服で作業できればラクですよね。毎日、きちっとしていくのは時間もかかります。
私は朝、大体6時15分ごろに起床してトイレ・歯磨きなどの身支度をします。6時半には既に作業を開始できるのです。
その結果、子どもたちが帰宅する15時ごろには作業を終えられます。子どもとお風呂に入ったり、遊ぶ時間が取れるようになっているのですね。
と言っても、スローライフ実現は時間がかかりました。私が取り組んできたことも続けてお話したいと思います。
3.スローライフ実現のため20代からコツコツと取り組んできたこと
今でこそ在宅+個人の仕事で生計を立てております。しかし、簡単な道筋ではありませんでした。
私はもともと身体が弱く「どうやって働いていくか」を考え続けておりました。20代から「いつか独立して個人で仕事をする」と決めていたのです。
どうやって実現したのかは気になります。
凡人なので10年以上かかりましたね…。
とはいえ、正直皆さんも大半の方が凡人でしょう。10年かかったからこそ、皆さんにも実践できることがあると思います。
具体的に役立った点、行動してきた点をお話していきますね。
① PCスキルの向上及び自分で仕事を作る知識の向上
PCスキルはほぼ必須です。
- 自宅に居ながら仕事ができる
- 執筆からデザインまで、様々なことが取り組める
- オンラインで仕事を作ることができる
私は高校が総合学科でした。そこでPCに関する技能も学び、ワープロ技能検定の全商1級と日商2級を取得しております。
続けて、個人的にブログ立ち上げ・各種デザイン・SNSの活用などを継続してきました。
今、PCを使えない方が増えている
ここが重要点です。
スマホの普及により家にPCが不必要となりましたね。結果として、PCスキルのない人が多いのです。
今は無料で様々なサービスが活用できますからね。毎日PCを触り、個人で何ができるのかを模索し続けましょう。
- ハンドメイド販売
- オンラインワークショップ
- 自動でブログ作成
など、こんなことは一瞬でできちゃうので。
PCがないなら、即購入して使い始めた方が良いです。
※ちなみにスマホは3歳でも使えます。でもPCは学ばないと使えません。この違いも大きなものです。
② 1人で企画から営業まで、全てを体験すること
個人の音楽活動でCD作成~投稿、イベントでの販売まで全てを行いました。これが貴重な経験だったのです。
そんな学びになることなんですか?
なります。何にお金がかかるかなど、全部わかりましたから。
物流がいかに支出の大きいものなのかもわかりました。
個人で仕事を立ち上げる際も「在庫は持たない、基本家で完結する」と決めることに役立ちましたからね。
デザインなども外注すれば高額です。私は全てを個人で学び実践する道を選びました。
現在もほぼすべての作業を1人で行っています。そのため、各種個人のサービスや販売物を相場より安価で行えているのですね。
人を使っていないのでリスクも少なくなります。
③ 何もない自分を知ってもらうための活動
最初は自分に何もないのです。
さらに言えば、自分のことなんで誰も知りません。私が何を話しても興味を持ってくれないでしょう。
誰も知らないお店みたいですね…。
ホントそうです。だから、色々と伝えないといけないんです。
自分なりに徹底して周りに与えていくことなんですよね。
私の場合は以下のようなものを世に出し続けました。
- 無料で視聴できる音楽
- 心理的な学びになること
- 皆さんの悩み回答
とにかく、人の役に立つことを発信したり、提供し続けたのですね。
その結果…私ではなく、まずは私の知識に興味を持つ方が出てきます。そして私に興味を持ってくれる人が出てくるのです。
これを10年以上積み重ねました。今も積み重ね続けております。
誰も私に興味はないのです。だからこそ、貴重な時間を割いてもらうため、誰かの悩みを解消し続けることが必要です。
人の悩みを解決した結果が仕事となるのですね。
④ 時間をかけて学び続けること
私の場合、メインの収入源が工場での仕事でした。工場は…正直、特注機械ばかりで他に役立つことは学べなかったのです。
PCスキルは全て独学で学び続けました。デザインから各種WEBツールの利用まで。全て自分で試行錯誤して体験し、学んできました。
今でも本を読み、人に話を聞き、学び続けています。
20代に関して言えば、皆さんがTVを見たり休んでいる時間は学びに費やしたようなものです。
ストイックに感じますよね。もちろん、残業のある日や予定のある日は休んでいます。
そもそもTVに興味がなく、執筆活動やデザインが私にとっての娯楽だったのです。そういう点で、趣味から仕事に派生したとも考えられます。
最後にワークライフバランスについても触れていきたいと思います。
4.仕事時間より大事なワークライフバランスの肝
いくら在宅などで働けたとしても、仕事時間ばかりではスローライフになりません。
自分にたっぷりと時間を使い「豊かに生きること」がスローライフです。
実は私も仕事を少しずつ手放しています。将来的ももっと減らして、自分の時間を増やせたらなぁ…と思っているのですね。
その上で、仕事とプライベートや家族の時間についての考えをお話したいと思います。
不安から仕事ばかりになってはいけません。仕事とは何なのか…そんなことも触れていきたいと思います。
① 必要な時に仕事をやめて休める、時間を割けること
仕事そのものが喜びであれば、基本仕事でも構いません。
こうした考えを持つ場合…その逆を想像するとわかりやすいのです。例えば、組織に居る時に「これだけは休みたい」と思う時は何でしょうか。
私は以下のような内容でした。
- 体調不良時(家族も含む)
- 家族のイベント
- やりたいこと、仕事より大事なこと
風邪を引いたら休みたいですよね。偏頭痛でも同じです。
次男が通う幼稚園から「熱が出てまして…」と言われたら、即座に行きたいものです。これも仕事より重要でしょう。
そして…自分自身の「やりたいことリスト」も大事です。例えば、人生で絶対行きたい場所!体験!のようなことですね。
ここで休めれば安心ですね。
後は生活習慣さえ守れたら、日々仕事でも構わないのです。
現に私は土日の概念も特になく働いています。必要な時に休めれば、満足する日々は獲得できるのですね。
※ただし仕事時間は制限しています。1日8時間ほどは寝ますし、子供どもたちと遊ぶ時間も重要。こういうのも必要事項です。
② 仕事そのものは人生を豊かにする活動
仕事は単にお金をもらう行動ではありません。人生を豊かにする活動です。
本当にやりたい仕事であれば…退職する方がデメリットでしょう。人生が豊かになるのですから、生涯働けばいいのです。
この考えも素敵な考えですね!
生涯働くのだから、詰め詰めで働く必要はないとも言えますよね。
ですので、仕事をしっかり見極めることこそ重要です。
私は作家活動など…世の中に作品を残す活動を増やしたいと思っています。
仕事時間はしっかり確保し、そして自由時間を得ています。自分らしくない仕事は手放しています。
そうすると仕事時間も幸せ。そうじゃない時間も幸せ、という状態になるのですね。
③ 仕事と趣味の境界線をゆるめていく目標を持とう
仕事は本来、もっと楽しいものです。
趣味と仕事の違いは義務感でしょう。趣味はいつでも止められます。そして、いつでも再開できますよね。
仕事はそうはいきません。食べていかなくてはなりませんし、仕事で誰かを幸せにする行動もストップしてしまうためです。
となると、続けていくことそのものが幸せなこと…それが仕事になれば、仕事と趣味の境界線は曖昧になります。
私の大目標もこれです。仕事より大事な家族の時間と自分の健康。ここを守った上で、趣味の時間も取りつつ、仕事そのものも自分を豊かにする活動になる。
これなら、ワークライフバランスを取りつつ仕事もスローライフの一環となるのです。
まとめ:スローライフ実現のため、周りと違う仕事選ぶをしましょう
組織でスローライフが実現できれば、それはそれで問題ありません。
ただ、どちらかと言えば職場に振り回されるケースは多いと思うのです。スローライフをしたいのであれば、自分なりに仕事を選ぶことになります。
正社員やパートなど…雇用形態を意識している間は、この自分らしい仕事という点が見えづらいでしょう。
自分は何がしたいのか。そして、仕事より大事な時間は何なのか。
ここを突き詰めた上で仕事を選ぶと、スローライフの実現できる仕事が見えてきます。ぜひこの先のキャリア作りにお役立てください。
以上、今日はこんなところで終わりますね。Blue Rat WebのRyotaでした。
スローライフの生き方についても解説しています
Voicyラジオでも参考になる話をしています