つい人に何でも話していませんか?
秘密主義はちょっと…と思われたかもしれません。しかし、何でも話していい時代でもなくなってきたのですね。
そんな慎重になった方がいいんです?
話すから攻撃される。妬まれることがあるんです。
話さないことを決めておくだけで、今後の人生で攻撃される可能性が大きく減ります。
当記事は、
- 人に絶対に話さない方がいいこと
- 会話を決めるのは、相手を観察してからでいい
- 結局何を話せばいいの?
という皆さんの疑問が解ける内容をお届けします。
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1.人に絶対に話さない方がいいこと/話すと不利になる理由がこれ
自分の身を守る。という点をお考えください。
私は相談業をしております。相談の中で、人の妬みや嫉妬。劣等感による攻撃が、いかに身近なものかを知っております。
他にも「自分と会話相手ではない、周りの人が話を聞いている」もあるのです。
事例も交えて、まずは特に話してはいけないことをご紹介していきますね。
① 自分だけの趣味や楽しみ
趣味や楽しみだからこそ、否定されるとしんどくなります。
でも、話が盛り上がるものじゃありません?
理解できる人に話す。ここがポイントですね。
というのも、趣味って皆さん違います。その趣味の違いについて「そんなことやってるの?」って言われたらショックじゃないですか。
また、同じ趣味だと判明した場合もトラブルになることがあります。
ゲームを楽しむ派。本気でやる派、みたいな違いがありますからね。自分だけが楽しめればいいことは、こそっとしておくのも安心につながります。。
② 身近な人の深い悩み、仕事内容
話すことにより、あなたが「噂を広めた」と思われる可能性があります。
- 健康的なこと
- 最近うまくいっていないこと
- 恋愛の悩み
あなたにだけ打ち明けたことを、共通の知り合いが知っていたらどう思われるでしょうか。
あなたへの信頼は落ちてしまうでしょう。
配偶者、家族の仕事を話すのも注意が必要です。職場がわかるだけでなく、そこから給与をチェック。あなたの金銭事情を想像する人も出てくるためです。
自分の話はともかく、人の話を広げすぎないことも大切なんですよね。
③ 成功体験、自慢
妬みや嫉妬は攻撃材料となります。あなたの成功や喜びを、好ましく思わない人も出てくるんですよね。
世知辛い世の中ですね…。
喜びは身近な人だけで分かち合うくらいがいいでしょう。
ここ最近だと副業をする人が増えています。
あなたの職場で副業が成功した話をしたとしましょう。確実に「自分で設けているのなら、ボーナスいらないよな」と、評価を落とそうとしてくる人が出てきます。
うまくいった時ほど、その中の苦労談。失敗談を話すようにしましょう。これだけで周りは劣等感を刺激されず、あなたを攻撃しなくなります。
④ 身近な人の批評
批評は嫌われやすい行動のひとつです。
誰かがあなたの能力や性格を分析。ペラペラと得意げに話していたらどうでしょうか。嬉しいとは思いませんよね。
批評は上司など、批評すべき立場の人に任せましょう。
特に友人関係で能力の話や性格論をすることが多いと思います。
それがプラスな内容だったとしても…勝手に批評して、評価をくだされることがモヤっとする人は多いのです。
押し付け・決めつけ行動のひとつになりやすいためです。
⑤ 自分のプライバシー
プライバシーを誰が聞いているかわかりません。プライバシーに関しては秘密主義でも大丈夫です。
確かに住まい位置とか怖いですね…。
本当に、家の付近まで来る人っていますから。
職場であなたが住まい位置の話をしていたとしましょう。
あなたの話を聞いているのは、あなたと話している人だけとは限りません。あなたの近くに座っている人も聞いている可能性があるのです。
私の視聴者からの話でも、
「職場でたまたま話を聞いていた人が、住まい位置の具体的なことを話題にしてきて怖かった」
ということがありますから。もちろん資産や行動パターンの話も注意しましょう。
⑥ そのコミュニティの愚痴
職場の愚痴なら、その職場内で言うのを注意した方がいいですよね。夫婦の愚痴なら、家族内で言うのは避けた方がいいでしょう。
その場所に居づらくなります。
上司の愚痴を上司の近くで言えば、上司の耳に入る可能性が高いですよね。これと同じことです。
結局は、人間関係トラブルに発展する可能性があるのです。
上手に愚痴を言う人は、サードプレイスを豊富に持っています。他の居場所があるため、職場や家での愚痴を他の場所で言えるのです。
夫婦関係の場合、他の場所で愚痴っている方が夫婦仲が続くという話もあります。
溜め込むこともNG。昔はチラシの裏に愚痴を書き、捨てていたのです。このように、発散場所を遠くで考えましょう。
⑦ あなたの本当に大事なこと
- 行動を制限されたくないこと
- 噂されたくないこと
- 否定されたくないこと
話すから干渉されます。干渉されたくないことは、黙っていれば触れられません。
先ほど職場内での副業の話を例にしました。副業がバレるケースで多いのが、ついしゃべっちゃうことなんですよね。
本当にやりたいことも話さない方が良さそうですね。
よほど口の堅い人のみがいいでしょう。
それこそ、宝くじが当たったとしましょう。話せば、周りに人が集まってくるに決まっています。
黙って少しずつ使っていれば…面倒ごとにも巻き込まれないのです。
人はハイな時の制限が難しいと言われます。興奮した時ほど、ぽろっと話さないようにしましょう。
その他:注意して欲しい会話内容
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上記、スレッズでまとめた内容です。
- お金関係
- プライバシー
- 劣等感の刺激になること
- 干渉されたくないこと
- 身近な人のこと
上記5つの内容を意識するだけでも、話さない方がいいことが見えてくると思います。
ぜひご注意ください。
続けて、会話以前の話。話しても問題ない人、話してはいけない人を見抜くためのこともお伝えしていきますね。
2.会話前に大切な「人を観察する力」
話さない…といっても、何もかも話さない。大事なことも秘密、では前に進んでいかないこともありますよね。
大事なことだからこそ「相談したら親身になってくれた!」ということもあるでしょう。
そうそう。成功談だって話したいし…。
誰に話すか、なんですよね。
話していいという確信を得たら話す。焦らないことが大切なんです。
そこで、会話以前の問題。人を観察することと、会話の関連性についてお話します。
① 知らない人の質問をまともに答えなくていい
見ず知らずの人。ほとんど関係性のない人から以下の質問をされたらどうしますか?
- どこに住んでいるの?
- ぶっちゃけ、年収いくら?
- 体重、何キロ?
- 仕事は何をしているんですか?
SNSはもちろん、職場で別に仲良くない人から聞かれることもあるでしょう。
これは答える必要がありません。今の時代、身を守ることが必要です。知らない人に情報を与えていれば、そこから誰に伝わるかわかりませんよね。
その人は信頼できる人ですか。その人とはどういう関係性ですか。
この2つがわからないのなら、気軽に自分の情報を教える必要はありません。通りすがりの人に、住まい位置を聞かれているようなものなんです。
② 人間関係には段階がある
人間関係は文字通り「関わり」です。
友達・夫婦・恋人・同僚…色んな関わりがありますよね。実はこれ、人間関係の段階とも関係性があるんです。
人間関係の段階が赤の他人の人に、気軽にあなたのことを話す必要はありません。
人間関係の段階は以下のように進みます。
- 警戒(赤の他人)
- 興味、疑惑、関心
- 自己開示、理解、情報交換
- 共感、意気投合、一緒にいたい
- 信頼、友達、積極的に相手を助けたいと思う
自己開示は3段階目。色々と答えられるのは、人間関係が進んでからなんです。
自己開示以前の段階に何でも話してしまうから、失敗してしまいます。話しすぎたと不安感も生まれてしまうのです。
それは確かに…。ご近所さんでも、せいぜい興味くらいですもんね。
赤の他人ではないですが、仲良しでもないですよね。
同じく、ママ友パパ友も「情報交換の仲間」ですから。ギリギリ自己開示できなくはないですが…5段階でも友達レベルではありません。
相手を観察し、何度も会ってから自己開示の流れになります。
③ 信頼できる人であれば、少しずつ自己開示する
また、自己開示も焦る必要はありません。人間関係に段階があるとしても、これは簡単にわかるものではないんです。
あくまで上記のステップは「わかりやすさ重視」。本当は自己開示レベルの人でも「他人に近い、友達に近い」など、グラデーションのように違いがあるのです。
例えば、上司にメンタル系のことを打ち明けるとしましょう。
その前にメンタル系の雑談をしてみるのです。そしたら、上司がどう思っているかわかりますよね。こうやって自己開示の前に安心を得ることがおすすめです。
その人のこだわりや、固定観念を考えましょう。
正社員じゃなきゃ絶対ダメ!と思っている人に、あなたがフリーランスになる話を打ち明けたら…まぁ否定されますよね。
相手がどの程度の共感力、包容力を持っているかを検討しましょう。
日々の会話で否定が多ければ、否定的な面を持っている人です。そういう人には安易に自己開示しない方が安心ですよね。
このように観察を進めます。
最後に、必ず出てくる疑問。結局、何を話せばいいの?という内容にもお答えします。
3.何を話せばいいかわからなくなったあなたへ
こういう話をしていると、必ず「天気の話しかできませんねー!」という意見を頂戴します。
もちろんそんなことはありません。雑談とは何なのか。その意味を把握すれば、様々な話ができることに気づくでしょう。
皆さんも雑談って天気の話だけしていませんよね。もちろん、深い話ばかりしているわけでもありません。
会話とは「やり取り」を意識すればいいのです。
さらに詳しくはYouTube動画もご覧ください。
① 雑談は雑談そのもので目的を達成している
雑談の目的は以下のとおりです。
- 私はこの場所の一員です
- コミュニケーションを取る準備があります
- 今日は問題ありません
つまり、やり取りができればいい。雑談をする時点で十分なのです。
そうなんです?雑談ってもっと複雑な気がしていました。
笑いを取る必要も、アドバイスも必要ありません。
逆を想像してください。話しかけても無視。
天気の話をしても「天気なんてどうでもいいでしょ。」みたいに言われたら、敵対心があるなと感じるでしょう。
うまく話せなくてもいいんです。正直言えば、雑談の中身は何でも良し。自分が不利にならない会話をしなければいいんです。
② そもそも私たちは、深い話ばかりしていない
普段の会話を想像してください。さらには、学生時代の話を想像してください。
中身のない話で仲良くなれたでしょう。深い話ばかりしなくても、私たちは仲良く交流ができます。
- 先生の愚痴
- ゲームの話
- 恋バナ
- 勉強のこと
友達とは何を話しますか。深い話もするでしょうが、近況報告的なことが中心でしょう。深い話をする日はあっても、大半は身近な話をしています。
グルメの話。服の話。最近行った場所。多少の愚痴。いくらでも会話は出てきます。
会話のコツとは「お互いが理解できる、お互いの身近な話をする」なのです。遠い話をするから会話が成立しなくなります。
③ 会話の「深さ」を考えよう
同じ会話でも会話内容には深さがあります。
深さ…ですか?
趣味や健康の話がわかりやすいですよね。
例えば、肩こりがひどい。という話をしているとしましょう。
これってごく日常的なこと。健康的な話ですが、雑談として通用しますよね。
では…メンタル系のこと、重病みたいなことはどうでしょうか。それが会社で広まったら、面倒なことになりそうですよね。
趣味でも、真剣に続けている内容じゃなければ問題ありません。それはそれとして、長く続けている自分のアイデンティティになっているものなら困るでしょう。
その趣味を否定されたら怒るはずです。
仕事が大変。という話と「仕事やめたい」という話も深さが違いますよね。このように、似た会話でも深さにより内容が変わってくるのです。
深い内容は自己開示と一緒。慎重にしましょう。
④ 会話のラリーさえ続けばそれでいい
雑談とは、雑談をすることで目的が達成しています。
- お互いがコミュニケーションを取る準備がある証拠
- その場所の一員である、という挨拶の一部
- 今日は問題がない、という証拠
相談なら、相談として話しますよね。相談は答えのあることが大半です。
雑談は答えがありません。まして、勝負をしているわけでもないのです。挨拶の一部のようなものなのですね。
お互いがわかることを、別にオチなしで話せば大丈夫です。
相手が答えやすいことを聞く。逆に自分も話しやすいことを話す。それで目的は達成しています。
雑談なのに「仲良くなる」など目的を作るから、会話に悩んでしまうのですね。
まとめ:何でも話すことを避けましょう
会話を考えていないと、つい何でも答えてしまいます。
何でも話す…ということは、身を守ることができていません。それこそ、噂が広まった結果、職場に居づらくなるケースもありますので。
昔はともかく、今はSNSもあります。ちょっとしたことで、情報は一気に広まってしまうのです。
話す内容を慎重に決めましょう。特にお金関係のこと。妬まれることは話す必要がありません。話して不利になることを話さないことで、人間関係も楽になります。
ぜひお試しくださいね。
以上、今日はこんなところで終わりますね。Blue Rat WebのRyotaでした。
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