自分を受け入れることで悩んでいないでしょうか。
私は当記事を書いている時点で38歳。結婚して2人の息子がいます。
独立して個人事業で生計を成り立てているため特に体が資本。でもひと一倍身体が弱いのです。
休むと収入が減るし…コントロールは大変そうですね。
それが自分自身だと受け入れ、働き方も変えています。
自分を認める、自分を愛することが自己肯定です。自分の弱い部分も受け入れることで、それを前提として生きていくことができるのですね。
当記事は、
- 自分を受け入れることの苦手な方へ
- 自分の限界を認めるとラクになる理由
- 身体の弱さを私が受け入れて進んでいくことにした話
こちらをそれぞれお話します。
どうしても無理をしてしまう。頑張る自分しか受け入れられない方に気づきとなるお話です。
ぜひお役立てください。
1.体の弱い自分を受け入れて進むことにした結果
私は幼少期から体は弱めです。
さらには工場時代。激務により熱中症なども体験。体重も低下していき、不安感が強かったのです。
私語りで恐縮ですが、まずは私の「自分を受け入れていくステップ」からお話していこうと思います。
① 私の体の弱さについて
まとめると、以下のような状態です。
- 多いと月の半分は片頭痛により不調。片頭痛時は半日ほどしか行動できない
- メニエール病、めまいや難聴で不安がある
- 風邪を引きやすい。家族が不調だと即移る
- 年に数回ほど、高熱で1週間ほど寝込む
いくつか大きな病気も経験してきました。ありがたくも現在はそういったものはありません。
日常的な不調と言って良いでしょう。
いやー、これは面倒ですね…。
そうそう。やっぱり健康で、どこでも眠れる人は羨ましいです。
でもこれは仕方ありません。私の手持ちのカードとして、こういったデメリットを持っている状態です。
その自分を踏まえた上で働き方・日常生活を作り上げていくことにしました。
② 工場に居た時の不安。独立後の働き方
10年ほど製薬工場で製造をしておりました。途中から交代制が始まり、早番遅番の切り替わりとなります。
人数が少ないため、1日単位で早番遅番が切り替わることもありました。体調面はより不安になりやすいと言えるでしょう。
30歳ごろから片頭痛が増えてきました。残業前に片頭痛になると…工場の強い光でより目はチカチカして、働くどころではなくなっていたのです。
プラスで倉庫は真夏40度。熱中症で帰宅したこともあり、40歳までは働けないと判断しました。
そのため、工場に勤務したと同時に独立は検討していたのです。
会社の売上低下。方針変化による信頼感欠如もあり、33歳の時に独立。
今は自宅で作家活動や相談業をしております。こちらになってからは、しんどい日はほどほどに働けばよくなりました。
私のプロフィールはこちらをご覧ください。現在の働き方もわかります。
③ 身体の弱い自分を前提で考えるから無理しない
今は身体の弱い自分を受け入れています。
- 片頭痛時 ⇒ 最低限の作業をした後は静かな部屋で眠る。頭を冷やす
- 風邪の時 ⇒ 最低限の作業をした後は寝る
- 疲れ気味の日 ⇒ 20時には就寝
さらには、体力をつけるため毎日40分ほど歩くか、20分ほど強度の運動を行っています。睡眠も1日7時間以上確保しております。
このような生活をするようになってからは、毎日の不安が激減しました。
体の弱い自分を受け入れてなければ、激務の仕事を続けていたかもしれません。
身体が弱いことを受け入れてから、不調も楽しめるくらいになったのです。
風邪を引けば、お昼からゴロゴロ眠れます。空の青さを見つつ、布団にくるまって眠れるのは幸せなことじゃないですか。
こういう生活こそ、正しく「生きているな」という感じがします。
このように、自分を認めると良い点がたくさんあります。さらにメリットをまとめてお話していきますね。
2.自分の限界を認めるメリットとは
自分のできること、できないことを認める心理を自己受容と言います。
自分には限界がある。と認めていない人が多いんですよ。でしたら、際限なく行動するしかなくなりますよね。
限界を認めることで
欲張りにならない
のです。
限界を認めていないから「もっともっと」となります。そして頑張りすぎてしまうのです。
この問題が限界を認めるだけで解決できるのですね。
① 自分への要求を上げない
人は知らないうちに自分への要求を上げます。
- 育児、家事、仕事を完ぺきにしなきゃ
- 残業ももっとできるはず
- 人間関係もきっと良好にできる
自分に求めているものをノートに書きだして見ましょう。
スーパーマン、スーパーウーマンみたいなことを言っていることに気づきます。
限界がない、とは自分への要求に際限がない、ということだからです。
言われると確かにそうですね…。
できないことがあっていいんです。それで普通なんですよ。
手放す、失うことに慣れていくと要求も減ります。定期的に、自分が抱えていた責任を手放すことを覚えましょう。
こちらのラジオも手放すことの参考になります。
② 無理をしなくなる
限界を認めているので、それ以上やらなくなります。
限界を認めていないと「まだできる」となりますよね。120%の自分を出そうとするのです。
無理は長く続きません。さらには、いつでも「つらい状態」を求められていると錯覚します。
人生そのものがつらくなってしまうのです。
無理をしないと断ることができます。さらには、ちゃんと休めるようになるんです。
ちなみに「無理」は、本来その場で感じるはずの感情以外のモノを感じている状態と言えます。
友達と遊んだ時は楽しいはず。でも疲れていると「帰りたい」となります。これが無理なのです。
③ よりできる自分への執着がなくなる
少しずつのレベルアップで納得できるようになります。
「できる自分」に執着していると、できないことを認められなくなるのです。
- 断ると自分の価値がなくなるように感じる
- できる自分だから、人がついてくると思う
- できないことがあってはいけない
上記の思いが解消します。そりゃラクですよね。
「できる」から幸せ、でもないんですかね。
失敗だらけなのに愛されている方いますよね。あのイメージです。
むしろ、できるできないに関わらず「自分が納得した選択を取れているか」が重要でしょう。この感覚を持てるようになります。
ではどうして、できる自分を求めてしまうのか。そのカギとなる人間関係のお話もしていきますね。
3.今のあなたを否定する人間関係を手放そう
自分を受け入れる際に障害となるのは、あなたのを否定する人。主に身近な否定的な人です。
自己肯定の逆は自己批判。
あなたが「ダメだ、私はそれではいけない」と感じさせる人から離れないといけないのです。
確かに、何かと否定する人いますよね。
自己批判につながる人間関係は大体決まってます。
離れるべきは以下のような人間関係です。
- マウントを取る
- 支配的
- 過干渉
- 攻撃的
- 支配的
- 否定、批判的
- あなたの好きを否定する
例え、親であっても。過去の大親友であっても、上記の人からは離れなければいけません。
あなたがあなた自身でなくなってしまうためです。
私は身体が弱いです。それでも「もっと働け」「汗水流せ」と言う人たちがいれば、それは私の思いと逆の道に進ませる意見となります。
さらに、そういう人たちは責任を取るわけではありません。
彼らは「自分が正しい」という思いを押し付けているだけなのです。あなたのためを思ったアドバイスをしているわけではないのです。
批判的な人から離れてようやく、あなたは正しく自分自身と向き合うことができるのです。
そして、自分を受け入れるために試して欲しいことがあります。
4.自分を受け入れることが苦手なあなたへ試して欲しいこと
自分を受け入れない、ということは自己批判になります。
理想じゃないと受け入れられないのでしょう。ですが、理想は理想。たどり着けないものであり、そもそも人は不完全を続けていくものなのです。
皆さんは「侘び寂び」の考えをご存じでしょうか。これは茶道から来た考え方です。
質素な中に趣を感じる。ということですが、さらに言えば「巧みでなくていい。変化していい。」ということです。
これを自分に対して使うと、ありのままの自分を受け入れやすくなります。
こんなもんでいいか
と人生を捉えていくことなのです。
① 何に執着しているか?を考える
人は様々なものに執着しています。
仕事を辞められない方は…仕事に執着しているのではない可能性が高いです。
- 人と対等な自分
- 親に叱られない自分
- 「普通の生活」をしている自分
執着を手放すことで自分らしく自由に生きることができます。
皆さんは理想に近づきたいがあまり、自分には難しい執着をしていませんか?
確かに…仕事も食べていければ十分ですよね。
長時間働けば価値がある!ではないですからね。
残業をたくさんすれば価値がある。なら、皆さん残業するでしょう。そうではありません。
様々なモノを手放した上で、あなたにも残る人がいるでしょう。できることもあるはず。それが価値なのです。しかもそれは残り続けるでしょう。
② 今の自分ではできない、と考える
理想に対して近づいていくものです。
今、できなくても…未来の自分はできるかもしれません。こう考えると自然ですよね。
できないことがあるから、できるように学習するのです。
その学習も数年かかるかもしれません。できるようになるため学習するのだから、今できなくて構わないのです。
なのに、今できないことを自分に責めるのは理不尽でしょう。
自分に対する理不尽を手放すことが、自分自身を認めることになります。
自分を認める時にコンプレックスやできないことを許せないことが多いのです。それを許すための考え方となりますね。
③ 完ぺきに対して不完全なものだと考える
心の健全な方は不完全さを許容できます。
理想があるのは構わないのです。それに対して近づいているだけで「凄いよね」と思えるんです。
そう思うと、自分を受け入れることができますね。
人生は壮大な過程ですからね。
その過程を認める。今の自分を認めることができれば、今の自分を受け入れることができます。
不完全なりに幸せになることもできるでしょう。今の最善を尽くすことが、あなたのできる精一杯。そう捉えれば、無理せずに生きていくこともできますよ。
まとめ:自分を受け入れると、自己否定が止まります
今の自分でいいじゃないか。と認めれば、自己肯定の逆である自己批判が終わります。
足が弱くても。力がなくても。それが今のあなたです。
力がなければ道具が使えるでしょう。足が弱くても口は動きます。ラジオなど始めることもできるでしょう。
今のあなたなりの幸せを追求すればいいんです。持っていないものを重要視するのではなく、今のあなたでの満足を追求していけばいいんですよ。
以上今日はこんなところで終わりますね。BlueRatWebのRyotaでした。