私はスローライフを実践しています。
スローライフと言っても「自給自足」ではありません。
たっぷり自分に時間を使い、生活を豊かにしていく考え方・生き方のことです。10年以上かけてスローライフを実現しました。
スローライフ憧れます…実際はどんな感じです?
私は丁寧な暮らしを意識し、無理ないスローライフをしています。
凄い田舎!に住んでいるわけでもありません。ただし、基本が在宅ワークです。生活習慣も一定を保っています。
当記事では、
- 丁寧な暮らしってどういうもの?
- 無理のないスローライフの実態
- なぜ中流都市にしたのか
こうした疑問にお答えしていきます。ぜひお役立てください。
生活習慣はラジオでもお伝えしています
生き方に関する書籍も執筆、販売中
1.丁寧な暮らし/無理のないスローライフ生活とは?
私にとっての丁寧な暮らしとは、
当たり前の日々を大切にすること
です。
10年ほど工場で働いてきました。途中で交代制も導入され、生活のリズムは狂っていったんです。
特につらかったのが、
0歳の子どもが寝た時に帰宅し、子どもが起きた時には仕事に出ている
ことですね。
子どもの記憶に残りませんね…。
何のために働くのか。ちょっと疑問を持つようになりました。
そこで、私の大事にしたいモノを守る生活をしたかったのです。自分や家族にしっかり時間を使い、できる範囲内で最善を尽くしていく。そのような思考です。
私が心がけたのが以下のことです。
① 自分にとって心地よい習慣を守っていく
私の場合は以下のような生活です。
- 1日7~8時間眠れる
- 体調の悪い時に休める
- 毎日、散歩や軽い運動を取れる
- 家族との時間がある
- 趣味の時間がある
この心地よさは人により違います。
私の場合は工場で交代制の仕事をしていました。不規則な暮らしがどれほどストレスになるか…知っていたのです。
過去に「年収が1,000万超えているけど、家に帰る時間がない」という方と話したことがあります。
これでは、身体がボロボロになるでしょう。
収入や豊かさに惑わされることなく「どう営みたいか」を考えることが大切です。
② 人間関係を減らし、低ストレスにする
徹底的に人間関係を減らしました。特にストレスと感じる人たちから卒業していったのです。
- 傷つき合うだけの関係性
- 会いたくないのに残っている関係性
- もうやりとりがゼロの人たち
上記の人たちと会っていても疲れるばかりですよね。
やっぱり人間関係の選別は必要ですよね…。
スローライフには必須と考えています。
人間関係が多いと比較も増えます。相手からの一方的なライバル視もありますからね。
人間関係が減ると交際費や時間が減るのです。自分にたっぷりと生きるためのエネルギーを使えますよ。
③ やりたい仕事・意義を感じる仕事を中心とする
仕事とは「自分の人生をより豊かにする活動」です。
食べていくためには働かないといけません。しかし、自分の生活に必要な額を稼げればお金は問題ないのです。
人が1番お金を持っているのは、亡くなる時と言われています。
必死になって働いても…収入のためであれば、使いきれなくなる可能性が高いのです。
それなら、仕事の意味をしっかりと考えた方が良いでしょう。
私もこれから先の仕事は特に「自分がやりたいことを中心とする」と決めています。
- 作家活動
- 相談業
- 講師業
他の仕事の依頼が来たとして、それが興味の持てないものなら断ります。実際に断っています。
自分の思いと別の仕事をやっても…疲れてしまうためです。限られた時間や考える力を、自分の仕事のために使いたいじゃないですか。
仕事を選ぶことも丁寧な暮らしの重要点なのです。
④ 必要のない支出を抑える
当然ながら、生きるにはお金が必要です。
無駄な支出が多ければ多いほど「不必要に働くこと」が出てきます。精神的な負担も出ますよね。
お金の悩みはありますよね。スローライフから外れそう…。
こだわることと、こだわらないことを決めましょう。
我が家は小さい土地に小さな戸建て。住宅ローンは月々6万円ほどです。車も1台…正直、車に興味がありません。
通信費なども節約をしています。旅行も無駄遣いをしない思考。
そのため、普段の暮らしで「悩むなぁ…」という体験が少ないのです。不安を減らすことも、自分に集中するために必要なワークと言えるのですね。
続けて、私が今の丁寧な暮らしをするために手放したことなどもお伝えしていきます。
2.丁寧な暮らしをするために徹底的に捨てたもの
先ほどの「無理のないスローライフ生活」を見ていると、私が様々なことを捨てたことに気づけると思います。
もちろん何もかも「ポイポイ!」っと捨てたわけではありません。
凄く悩むこともありました。段階的に手放してきたこともあります。ともあれ、重要視した点をお話してきますね。
① 時間が不規則になる仕事
私は10年ほど工場で勤めていました。工場勤務はこんな感じ。
- 早番・遅番の交代制。人が足りないので1日で切り替わることもあり
- 残業がある日は通し。早朝から夜までの仕事
- 人が休んだりすると、急に残業を頼まれる
結構な不規則勤務でした…。残業のない日に人が休み残業となるのは、ストレスも大きかったです。
これ、家族の負担もありそうですね。
そうそう。急にご飯いらないとかありますから。
なので、工場勤務はどこかで辞めると決めていました。そして33歳の時に独立。個人の仕事となってからは、時間的には一定のルーティーンで過ごせています。
② ストレスの原因となる人間関係
過去の友人なども改めて見直しました。
特に、攻撃的否定的。私の行動に対して何かと批評をしてくる友人と縁を切ったのです。
それまでも、その友人の意見の逆を取った結果うまくいくことが多かったのです。
逆に意見を真に受けていると、自分らしいことが何もできませんでした。
今思えば、早く手放した方がいいなと思う人間関係でしたね。
他にも初対面の時点でモヤモヤのあった人間関係なども全て切りました。結果として、良好な人だけが残ったのです。
自分の時間たっぷり!交際費もかからない!そして、会うストレスもない。というメリットばかりでしたね。
③ 組織・面倒なグループ
10人に1人は組織との相性が悪いと言われています。私はどちらかと言えば組織が苦手でした。
- 理不尽なことが多い
- 時間の無駄だと思うことが多い
- 付き合いたくない人と付き合わなければならない
他にも「悪口が多い」とか「輪に入っても楽しくない」というグループとも関わりをなくしました。
これも人間関係の選別に含まれるような行動ですね。
SNS関係も含まれます。私はX(旧Twitter)を完全にやめました。あまりに攻撃的だし、私の発言を意図しない形で引用し拡散されることもあったためです。
使わないSNSを決めることも心の安心につながりました。
④ 夜更かし・違った時間に起きること
これは生活習慣的なことですね。
20代の頃は夜更かしや、夜遅くまで飲み歩く。みたいなこともしていました。休みの度に普段より2時間ほど長く寝ていたものです。
でも、あるあるな感じですよね?
結果的にストレスになっていたんですね。
夜更かしをすると、翌日は二日酔い状態。パフォーマンスが落ちることはわかっています。
起床時間がズレると生活リズムも狂います。1日が「無駄になったなぁ」のような感覚もあるもの。
基本的に変化の少ない方がストレスは少ないんですよ。ちなみに夜更かしは持病の偏頭痛にもつながるため、30代以降は理由がない限り行わないようにしています。
続けて「中流都市」という住まい位置を選んだ理由もお話していきますね。
3.なぜスローライフのため中流都市にしたのか
丁寧な暮らし、無理なスローライフをするに辺り「想像しやすい隠居生活」とは違うわけです。
あ、そうなんです?隠居って何だろう…。
世間から身を引くわけではありません。
仕事もしますよね。自分に取って意義のあることで社会とは関わります。
娯楽もある程度楽しみます。世間から完全に離れて…ただ生きるだけではないんです。そういう点では中流都市くらいの方が便利なんですよ。
① 仕事の幅が広がる、便利
中流都市は
それなりに人もいるし交通もある場所
です。
どこに行くにも車が必要…のような状況ではありません。
- 徒歩30分ほどで都市部に行ける駅がある
- 徒歩圏内にスーパーや薬局、病院がある
- 住宅も多い
ただ、都市圏と比べれば雲泥の差です。
私は基本在宅で仕事が完結します。それはそれとして、東京や大阪・名古屋で仕事をすることもあります。
仕事の幅を広げられるのは中流都市のメリットでしょう。やりたい仕事もありますし、会いたい人もいますからね。
欲求をすべて我慢するような暮らしではありません。
その点、人間関係や便利さでバランスが取れていたのが中流都市だったのです。
② 自然とも触れ合いやすい
少し歩くと田園風景が広がります。これが中流都市の面白い所。
自然はストレス解消効果があります。適度にアナログ的な生活をする方が、メンタルは安定するんです。
少し歩いて自然と触れ合えるのはいいですねー!
自然を感じられるだけでもホッとしますからね。
人が多いと人目も気になります。散歩中、すれ違う人はせいぜい数名。気軽に外出できるのも魅力でしょう。
大きめの公園に行っても、あまり人は多くありません。
人混みを避けやすいのも中流都市ならではでしょう。ただ土日のショッピングモールは混んでますね。場所による部分はあります。
③ 人間関係の監視が少ない割にゼロにはならない
あまりに地方だと監視社会です。
- 新しい人が珍しいため、良くも悪くも目立つ
- 噂に飢えている、広まりやすい
- 自分らしい活動をしづらい
これでは、人混みから離れても人を意識する生活になってしまいます。
人がいても「お互いに干渉がない」。これこそ理想じゃないですか。困った時は丁寧に話せる…。
中流都市だとそれなりに住宅はあります。だからこそ、細かい監視状態ではないんですよ。我が家もご近所さんと挨拶はしますが、細かいやり取りはありません。
習い事、運動施設なども豊富です。
こうした場所に行けば、いくらでも人間関係は作れます。
望まない関係性は少なく、能動的であれば人間関係を増やせる。動きやすい場と言えるでしょう。
最後に無理ないスローライフに欠かせない経済的なこと、世間体についても触れていこうと思います。
4.丁寧な暮らしをするための経済的不安・世間体との向き合い方
生きるには食べて行かなくてはなりません。
いくらスローライフ。自分の時間をたっぷり持つといっても仕事は必要ですよね。
私も極力「意義のある仕事・自分のやりたい仕事」を中心としています。しかし、心の平穏には安定収入も必要でしょう。
他にも社会の中では「人の目」も多少は気になるもの。世間体としても、周りが納得する程度の方がラクです。
もちろん人生は自分のモノ。自分らしく堂々生きたらいいんですが、周りが色々と言ってくるのは面倒です。
それを回避するためのポイントにもなりますね。
私なりに実践していることもお話していきます。
① 安定収入・自動化する収入源を増やす
資産運用中心に、作品を残し半永久的に人の手に渡す…という考え方を続けています。
それは安心!でも難しそうですね…。
難易度は高いです。なので5年~というスパンで行動していますね。
資産運用は皆さんも想像できるかと思います。最近は新NISAもありますし、長期運用前提であれば選択肢が豊富なのですね。
※資産運用は自己責任です。無理せずご検討ください。
私は常に自宅にいることもあり、続けやすい環境なので継続しています。
そして作家活動。これをもう少し増やし、世の中に作品がある状態を続けていこうと思っています。
本も1度出してしまえば、私自身が様々な活動をすることで興味を持ってもらいやすいものです。長期的に残る収入源と言えます。
ただし毎日発信をしている私の場合ですね。
私は個人の仕事をしているため選択肢が豊富です。ともあれ、皆さんも検討する価値のある部分。
自分1人の時間には限界があります。その中でほんの少しでも収入の自動化はできないか?を検討してみましょう。
実際に私がしていることは、Voicyプレミアでお話しています。
② 1つ、強い実績を作ることを目標とする
私の場合、圧倒的に強い実績が書籍出版です。上場企業から本が出ましたので、今はこれを「こういう仕事をしているよ」として伝えるようにしています。
他にも、
- YouTubeでの活動
- 法人さんでの講師業
なども周りの人は納得しやすい部分です。
正直、人間関係は面倒なところがあります。仕事内容や社会的背景でのマウントも見かけますよね。
特に友人関係。親族関係で、こうした内容が発生した場合はモヤモヤして仕方ありません。私の場合は子どもの成長と共にママ友・パパ友関係も出るでしょう。
この辺りの自己紹介として使いやすいものを1つ持てると面倒が減ります。
人にわかりやすい「何かをしている」が信用にもつながります。ここを意識している形ですね。
まとめ:丁寧な暮らしのため、ストレスを手放しましょう
私の暮らしは独特です。しかしながら、こういう穏やかな暮らしに憧れる方も多いと思うのですね。
私のように個人の仕事をする必要もありません。
住む場所を選び、仕事を選び。そして必要なことにお金と時間を使う。というスタンスで活動すれば、誰もが穏やかな暮らしは手に入ります。
皆さんも何となく上を目指す。必要のない豊かさを目指す、という気持ちから離れてみましょう。
勝ち負けの世界から離れると様々な執着から解放されます。もっと世の中ラクでいいんだなと感じられるようになりますよ。
以上、今日はこんなところで終わりますね。『Blue Rat Web』のRyotaでした。
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