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パラレルワーカーが語る。給与目的以外で会社に勤めるメリットとは

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こんにちは、6:30出社24:30退社手取り17万5千円のブラック企業に勤めた経験のあるRyota(@Blue_Rat_Web)です。

私のようにサラリーマン生活に疑問を持ちフリーランスを目指して活動しているあなた、これから活動しようとしているあなたに伝えたいことがあります。

それは会社に勤めるメリット

 

会社は非効率なお金稼ぎです。それは間違いありません。

でも、給与以外に目を向けるとメリットも存在します。そのメリットを得るために会社に勤め続けることは決して無駄なことではありません。

逆にそのメリットが無くて会社に勤め続けるのは考えものです。

 

今回はパラレルワーカーとしてアフィリエイター+正社員勤務+作曲活動の3分野に取り組んでいる私が会社勤めのメリットをご紹介します。

どうぞご覧下さい。

給与以外に会社勤めをする5つのメリット

なぜ「給与以外」のメリットを前提にしたのか。それは会社勤めがお金を得るのに非効率だからです。

ざっくり理由をまとめると、

 

  • 結果に対する搾取が多い
  • 役員や上司以上の給与は貰えない(上下関係、年功序列が根強いため)
  • 仕事に付属する時間は給与が出ない(通勤時間、10分前集合など)

 

の3点。

あなたが100万円を売り上げても、会社・役員・上司・先輩が先に利益を得て、あなたは一番最後です。例えば10万円お金を貰うためには50万円の利益の発生が必要。やった分だけのお金が貰えない。非効率ですよね。

30代前半で年収1,000万円を稼ぐには「一流企業や商社に勤める、医師など専門分野の資格を取る必要」があります。

でもフリーランスなら成果分の報酬が貰えます。ブログも仕事と違い「蓄積型の収入」なので、1度切りの報酬で終わりません。仕事は労働を止めたら終わり。ブログは更新を止めても広告主が残っていればアクセスのある限り収入が発生します。

 

「なら仕事なんてする意味無いじゃん。」とお思いでしょう。そこで、給与以外に会社勤めをするメリットの登場です。プロカメラマン・音楽ビジネス・ポテトチップス作り・工場勤めと、4つの仕事を経験した私が会社勤めで良かったこと以下の5点です。

会社勤めのお金に関してはこちらの記事でもまとめています。

パラレルワーカー10年目の私が伝えたい「年収」の本音

会社は安定している。もメリットから外させて頂きました。私自身、身近な人の会社が倒産した姿を2回も見ています。フリーランスは確かに不安がありますが、会社も同様です。いきなりリストラ対象になる恐れもあります。

余談ですけど、熱心に仕事に取り組まなかった・・・スキル習得をしなかった40代が転職するのはまず不可能です。それなら同能力の若い世代を安く雇いますから。

1.資格取得や技術向上などのスキルアップ

仕事はスキルアップに最適です。整った環境化で実施訓練できるためです。

結婚式場のスナップカメラマン時代、1台60万円の一眼レフと20万円のレンズを使い、1週間の研修後にサブカメラマンとして現場に立ちました。この経験は学校や個人ではできません。

人の目やライバルとの戦いもスキルアップを促進します。

 

人相手のサービス業の場合、実施訓練以上に勉強になるものはありません。個人で人形や特定の人物相手に練習を重ねても「性格の違う人」を相手にする力を学べないためです。

仕事の1ヶ月は学校の1年レベル

仕事は容赦なく叱責されます。お金を貰うため、あなたに責任が発生するためです。

学校はお金を払って学ぶ場。あなたがサボろうが責められることはありません。学業時間と労働時間にも差があります。

専門分野の内容にもよりますが、仕事の1ヶ月は学校で学ぶ1年に匹敵します。

2.「営業力」コミュニケーション能力の獲得

営業力って単純に物を売るだけじゃありません。自分の意見を相手に押し付けることなく、上手に伝える必要があります。

 

会社は理不尽なことだらけ。

 

上司から「それはするな!」と叱られたのに、別の日には「それはすべきだ!」と叱られる。先輩が失敗しそうだったので注意したら「年上に注意するな!」と逆に注意される。

フリーになれば人の意見に左右されることは無くなります。でも「世間」をどのように説得するかを忘れる危険があります。

「正しく伝えること」が正義では無い

上司や先輩に注意する際は「ぼくが間違っているかもしれないですけど。」と、下手に出ますよね。コミュニケーションって真正面からぶつかるのが正しいとは限りません。

社会で上手に立ち回る術を学ぶには「会社勤め」が一番です。

ブログ運営を長く続けると必ず「悪意あるコメント」が付いて来ます。内容は理不尽なことばかり。記事の内容から「お前は幼稚」だと言われ「お前のような奴は物事の本質が分からない。直ぐに失敗する。」と言われたこともあります。このコメントを承認し、コメント欄で戦うのは何のメリットもありません。他のユーザーが離脱する原因にもなります。どうしてもコメントをしたいのなら「確かに幼稚な点もありますので、勉強させて頂きます。」と相手を認めつつ下手に出るのが一番。

3.「世間の信用」クレジットカードや住宅ローン審査の通過など

私たちが「フリーランスでもこんなに稼げているんだ!」と伝えても、銀行やカード会社には伝わりません。彼らが信用しているのは社会的背景。

 

特に会社から独立すると住宅ローンの審査が通りにくくなります。

 

家は人生設計の中で大切なもの。子育てをマイホームでゆっくり行いたいのなら、20代~30代前半で家を買うことになります。でも住宅ローン審査が通らないと現金で買うしかない。年収1,000万円でも、3,000~4,000万円の現金を持つのは困難です。

会社勤めなら年収400万円前後でも2,000~2,500万円を借りることが可能です。

4.社会的欲求を満たせる

あなたは人の欲求はピラミッド式の5段階だとご存知でしょうか。"マズローの欲求5段階説"で有名です。

上から順に、

  1. 自己実現欲求
  2. 承認欲求
  3. 社会的欲求
  4. 安全欲求
  5. 生理的欲求

となります。

下の欲求が満たされないと上の欲求は満たせません。命の危険があるのに自己実現はできないってことですね。

今回ポイントとなるのは第3層の「社会的欲求」。これは「何かに属する欲求」です。

会社勤めは社会的欲求を満たせます。世間の目も気になりません。ニートが「俺はこのままで良いのか。」と急な不安に襲われるのは社会的欲求が満たせないためです。

独立すれば自分ひとり。サロンに入る、同じ境遇の仲間が居るのなら社会的欲求は満たせますが、ただお金を得る手段があるというだけでは社会的欲求は満たせません。

積極的なコミュニケーションが苦手な場合、会社に属した方が孤立しないメリットがあります。

5.世の中の大多数を占める「サラリーマン」の苦労を知る

これは主観的な意見になります。

人は「経験」しないとその気持ちが分かりません。失恋した人の気持ちを恋愛経験ゼロの人が理解するのは不可能です。

今、個人で収益化する方法は増え続けています。

でも日本の世の中は

 

就職して死ぬまで会社勤めする

 

が多数派。

私たちがどれほど「会社勤めは1つの手段でしかない」と伝えても、理解して貰えないばかりか攻撃されます。

会社勤めは肉体的にも精神的にも余裕がありません。文字通り死ぬほど働き、生きるだけでギリギリのお金しか貰えないからです。

多数派の気持ちを知れば、彼らが何を求めているか分かります。結果的に収益化につなげやすい。そのために「情報収集」として会社勤めするのはアリです。

まとめ:でも独立は慎重に

以上の5点が会社勤めのメリットになります。

何となくで不真面目に会社勤めを続けていると40代・50代で会社が傾いた時にどうにもならなくなります。

そのために、会社勤めを「最低限のお金を得る手段の1つ」と考え、他のメリットを利用して自力でお金を得る手段を整えることは考えておきましょう。それができないのなら全力で今の仕事を取り組んだ方が良いです。

 

色々書きましたが、私は早期の独立はお勧めしません。稼ぐ手段が1つだけで独立するのは会社勤めと一緒。傾いたら終わりです。最低でも貯金は400~500万円必要。年収も「半額になっても食っていけるだけ」は必要です。会社勤めと違い各税金や年金も自分で支払わなければいけませんから。

私自身、正社員勤務をしつつブログ活動をしています。複業でリスク分散するのもお勧めですよ。

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