いくらコスパが良いとはいえ、ユニクロばかりで服を買っていては飽きてしまいます。その理由は遊び心が少ないため。
ユニクロや無印良品はスローファッションと呼ばれます。長い間売れる服を研究して販売するため、どうしてもシンプルで主張しないデザインがほとんど。「たまにはトレンドの入った面白いファッションがしたい!」とお思いの方にお勧めしたいのがZARAです。
なぜユニクロに飽きた方にZARAをお勧めするのか。その理由を3つご紹介しますのでどうぞご覧下さい。
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ユニクロに飽きた男にZARAをお勧めする3つの理由
ZARAはスペインのブランドです。ファストブランドとして認知されています。特徴は流行をいち早く取り入れること。「ファッションは鮮度が命!」と言う考えがあるため、服を空輸して海外のトレンドも直ぐに反映させます。
ユニクロや無印良品が日常的な服のイメージがある一方でZARAが「オシャレ」「大人っぽい」イメージがあるのはこのためです。
もっとも、オシャレ・大人っぽいだけでは他にも似たブランドが有ります。なぜユニクロに飽きた人限定でZARAをお勧めするのか。その理由は以下の3点です。
ユニクロクラスの高い原価率
ZARAは自社で企画し、製作を行います。そのため高品質なアイテムを安価で早く販売することが可能になりました。
ユニクロの原価率はおよそ40%と言われていますが、ZARAは37%。
一般的なアパレルブランドの原価率が18~25%の中でこの2社は驚異的な数字です。1,000円の服を作るのにユニクロは400円のコストを使い、ZARAは370円のコストを使います。
ZARAはCM等の広告をほとんど出さず、その費用を制作費や運営費に回しています。
私もそうですが、ユニクロや無印を愛用するのは無難なデザイン性だけではなくコスパの良さがあります。ZARAも原価率を考えれば十分にコスパの良いブランドと言えます。
モノトーン中心の大人っぽいデザイン
ZARAのメンズファッションを見て下さい。どちらかと言えばモノトーン中心のカラーリングで揃っていることが分かります。また、色の付いた製品も淡い色やカーキ・ネイビーの定番色が多いことが分かります。
ZARAは1つのアイテムでたくさんのカラーリングを出していません。1アイテムのカラーリングをほぼ固定化することでトレンド感のあるアイテムを大量に、しかも低価格で販売することに成功しました。
続々と入荷する新製品
ユニクロは1つの製品を作成するのに長い時間を掛けます。試作品を10以上作ることもあります。そのため、販売した製品は長い間販売をし続けます。できるだけ欠品を無くし、豊富なサイズを用意。定番品になるとマイナーチェンジはあるものの10年以上販売することもあります。
一方でZARAは4週間で製品を入れ替えます。
空輸により全世界にできるだけ早く新製品を展開。その分、スペインから遠い国ほど値段は上がってしまうのですが、面白みのあるアイテムを入手できる可能性が上がります。
ユニクロの年間品番数が1,000程度なのに対し、ZARAは1万8,000。ユニクロで悩みがちな人とかぶる可能性はほとんどありません。
ユニクロとZARAを上手に組み合わせる強み
ユニクロとZARAはどちらも世界的アパレルブランドでありながら、ファッションの考え方が違います。なので、それぞれの良さを取り入れることで安く面白いファッションが楽しめます。
具体的には、
- インナー・ジーンズ・白シャツなどの定番品はユニクロ
- アウター・ブルゾンなど目立つアイテムはZARA
- カモ柄・刺繍入りなど遊び心のあるアイテムはZARA
と言うイメージです。
ZARAは通販サイトで自分の身長・体重を入力するとサイズを教えてくれるサービスも行っています。地方に店舗が少ないので通販を利用する人が多いと思いますが、サイズで悩む可能性は低いです。私もこのサービスを利用してスター付きボンバージャケットを購入しましたが、ジャストサイズになりました。
「大人だから百貨店の高いお店で買わないといけない。」なんてことはありません。むしろ、上手にファストファッションを組み合わせることで、コスパ良くオシャレが楽しめます。ZARA、便利ですよ。