先日、岐阜の都ホテルで1,000人規模の立食パーティがありました。メインが「カクテル」の変わったパーティ。部屋にはシャンデリアが吊り下げられ、大人が目いっぱいのオシャレを楽しむ場でした。
でも、そんな夜のパーティってあまり経験しませんよね。私自身、オシャレをしたつもりが少し地味な雰囲気になり後悔しています。
今回は私がパーティの現場を見て実感した「男が夜のパーティでオシャレをするコツ」を4つにまとめてご紹介します。これを守ればあなたも人が思わず見惚れるオシャレ男性の仲間入りできますよ!ではご覧下さい。
夜のパーティでオシャレに見せる4つのコツ
ドレスコートの無い夜のパーティでは「場に相応しい服装」を選ぶことが大切です。
「どんな服装でも良いよ。」
と言われても会場がホテルやレストランなら「スマートカジュアル」以上のレベルを考えましょう。ちなみにスマートカジュアルは定義が無いのですが、ジャケットスタイルと捉えれば問題ありません。
結婚式の二次会をイメージして服装を決めるのが安全です。
でも、スーツやジャケットスタイルだけでは当たり前すぎてオシャレではありません。ビジネスアイテムとカジュアルなアイテムを上手に組み合わすことがオシャレなパーティスタイルに必須です。
具体的には以下の4点を心がけましょう。
できるだけ「黒」で統一する
まず、全アイテムを黒色アイテムで揃えましょう。黒は一番ドレッシーに見える色です。また、夜のパーティなので黒は大人っぽさを強調します。
スラックス・ジャケット・シャツ・靴・タイ・・・全てを黒で統一しておき、そこからカジュアルなアイテムを足す・一部のアイテムをカジュアルに変更することで上手なカジュアルダウンができます。
この写真の男性も基本を黒アイテムに統一し、ビビットな青色のアイテムを足しています。これがチェックシャツや色の付いたジャケットだと芸人のような印象になります。黒色を基本にしているのでオシャレなパーティスタイルとなっています。
ワントーンのストールを巻く
タイを付けない方にお勧めしたいのがストール。巻き方次第でタイ的な使い方ができるだけでなく、黒ファッションにワンポイントをプラスすることができます。
しかし、大判のストールを選ぶと全体のファッションに対してカラー部分の表面積が増えてカジュアルな印象になります。
- 細め
- 1色または派手すぎない柄
を選びましょう。もちろん、ストールもモノトーンにすることで女性ファッションのアンサンブル的な使い方もできるので悪くありません。
巻き方も種類がたくさんあります。個人的にですがジョルジオ巻きがドレッシーな雰囲気もありお勧めです。ジャケットやシャツの中にストールを入れ込むことでスカーフ的な印象にすることも可能です。
1つ、カジュアルアイテムを足す
全てのものを黒で統一すると格好良いのですが「遊び心」はありません。自分なりのオシャレを出すためにはカジュアルアイテムを加えることが重要です。
ここで初めて以下のような選択肢が出てきます。
- パンツをアンクル丈にする
- シャツをチェック柄にする
- 素材をデニムに変える
シャツにしてもこのような襟無しにすればカジュアルがプラスされます。素材も生地に光沢があればあるほどビジネスな印象になるので、デニムやリネン素材に変えると色が黒でもカジュアルな印象を加えられます。
パンツやジャケットがカッチリしたものなら、シャツを思い切ってチェック柄にするのもアリです。上手にバランスを取ればオシャレなパーティスタイルが完成します。
ただし、カジュアルアイテムは取り入れれば取り入れるほど少年のような印象になります。
ショートパンツにサンダル、トップスはTシャツ1枚。まるで小学生が遊びに行くようなファッションですよね。
ショートパンツをパーティスタイルに取り入れるなら、他のアイテムは全てカッチリする必要があります。カジュアルアイテムを取り入れるのは1つだけにすると失敗しないので安全です。
時計と靴に光沢を出す
ファッションの外しとしてジャケットスタイルの中で「スニーカー」や「手作り腕時計」を着用する男性が居ます。これ、かなり難しいので慣れた人にしかお勧めしません。
靴やパンツがカッチリしていれば、ジャケットやシャツが多少派手でもシャレて見えます。逆に上下がカッチリしていてもスニーカーを履くとスニーカーのデザイン次第ではチグハグな印象になるためです。
腕時計もファッションの中では重要な部分。アンクル丈のスラックスにポロシャツスタイルでも腕時計に高級感があるとバランスが取れます。
靴は黒色、光沢のあるプレーントゥ。腕時計はビジネスでも使えるステンレスベルトのタイプがお勧めです。
まとめ
先日のパーティではグレイのシアサッカー生地ジャケットを白色のTシャツの上から羽織りました。そこまでドレッシーでも無いし、カジュアルな外しも無い。何とも地味なファッションになりちょっと恥ずかしかったです。
本当はパーティだと地味になるくらいなら派手な方が楽しいです。夜のパーティならお酒も入ってくるので、誰もが浮かれ気分になるためです。
今回ご紹介したのは全て「失敗しないための基本」。
何度かパーティに参加していくと「このぐらいのファッションでも大丈夫だな。」と、判断が付くようになります。まずは大失敗をしないように。そこからレベルアップしていきましょう。