シャツはジャケットに比べて使用頻度が高いのにメンテナンスが大変。「そこそこな値段で見た目も悪くなく、洗濯機で洗っても平気なシャツは無いだろうか。」と思うのは私だけでは無いと思います。
そこでお勧めしたいのが「無印良品」の洗いざらしシャツ。
無印良品と言えば生活雑貨やレトルトカレーなどの食品、家具を扱っているお店。ですが、服も有名デザイナーが関わっているメインアイテムの1つです。
今回は定番品の「洗いざらしシャツ」の魅力をお伝えします。
シンプルが良い!無印良品の洗いざらしシャツ
無印良品と言えばシンプルで人間工学に基づいた製品類のイメージ。人の生活に馴染むもの、必要なもの、本当に便利なものを作る事がブランド理念になっています。
身体にフィットするソファーもその1つ。ただシンプルで大きいクッションかと思いきや、座ると身体を包み込む心地良さがあります。赤ちゃんが母親に抱っこされている時はこんな気持ちなんだろうな、と思わずに居られません。
そんな無印良品が作るシャツも無駄の無いシンプルな作り。ですが、その中に無印良品のこだわりが詰め込まれています。
有名デザイナーが手がける
この洗いざらしシャツをデザインしたのは「山本耀司」。北野武作品映画の衣装類を手がけ、日本ブランド創造貢献企業表彰など様々な賞を獲得しているデザイナーです。
洗いざらしシャツは一見すると単なる白シャツ。
ですが、
- 程よい襟の大きさ
- 日本人に合った着丈のバランス
- 日常的に使いたくなる風合い
があります。私も他の白シャツを持っていますが、日常的に使ってしまうのが洗いざらしシャツです。何にでも合わせやすく、主張しないのに気に入ってしまう晩成型の魅力を持っています。特にジーンズ+革靴と合わせるとカジュアルな中にも大人っぽさが演出できて格好良いです。
ほっぺたにこすり付けたくなる肌触り
チクチクしたアクリルのセーターを着たことがありますか?デザイン的に優れたものでも、肌触りが悪いと日常的に使いたいとは思いません。不快だからです。日々使うものだからこそ、肌に馴染む素材は大切です。
この洗いざらしシャツはオーガニックコットンを使用。毛羽の少ないコンパクト糸を使い、滑らかな肌触りに仕上がっています。
これならインナー無しで着ることもできるな、と思うほどの柔らかさです。赤ちゃんのほっぺたのように触り続けたくなる滑らかさでした。
無印良品の中では安価
無印良品の家具や雑貨は安いものではありません。家具はニトリやIKEAと比べれば高価で、シェルフでも数万円します。先日ご紹介したステンレスのカゴも高品質アイテムですが安くはありません。
この洗いざらしシャツは1着2,980円。無印良品の中でも特にコスパが高くなっています。他のアパレルブランドだとシャツ1枚3,000円~が一般的。ファストブランドやユニクロなら同価格帯で購入できますが、洗いざらしシャツほどのレベルではありません。(もちろん、他ブランドにはトレンドデザインなど違う魅力はありますが。)
白シャツはどんなシーンでも使えるアイテム。無印良品のブランド理念に合っているアイテムだからこそ、力を入れた製品だと感じられました。
もちろん洗濯機洗い可
ご覧のとおり、洗いざらしシャツは洗濯機洗い可能。アイロンでパリっと仕上げることもできます。オシャレシャツや高価なシャツのほとんどが手洗いのみ。ですが手洗いって面倒なんですよね。冬場は水の冷たさで手が痛み出します。日常的に使うものを手洗いできるのはマメな人のみ。
洗いざらしシャツは名前の通り「最初から洗ったような風合い」が魅力のシャツ。洗濯機で洗うことを前提に作られています。
手入れも簡単、大人っぽい格好良さもある、肌触りも良し。
大人の男が欲しがる魅力が備わったシャツ。それが無印良品の洗いざらしシャツです。ファッションバイヤーが絶賛し、メンズ雑誌でも定期的に特集される理由があります。皆さんも1度手に取ってみてはいかがでしょう。
まとめ
今まで色んな白シャツを試してきました。高価なアイテムもそれはそれで魅力がありますが、日常的に使うには気が引けます。その点、今回ご紹介した無印良品の洗いざらしシャツやユニクロのシャツは問題無く使えます。安いですからね。
「汚れが気になるシーンだけど、白シャツ着たいなぁ。」そんな日にもお勧めの1着ですよ。