皆さんは婚約指輪のどのくらいの額を出そうと考えていますか?
一般的に「給料の3か月分」と言われますが、現在の相場は15~25万円です。フェアやセールも行われているので、格安で購入することも可能です。
「せっかくの婚約指輪をフェアやセールで買うのはちょっと・・・。」と思いますよね?そこで今回は婚約指輪をフェアやセールで買うメリット・デメリットについてお話します。
フェアとセールの違い
私が行きつけのアクセサリーショップに婚約指輪を買いに行った際は「ウェディングフェア」の真っ最中でした。特定のウェディングアイテムが2割引になる時期でした。
フェアを言い換えるなら「期間限定セール」。最新デザインのアイテムや、品質の良いダイヤモンドも特定の割引額で購入することができます。ただし、半額など破格な割引率はありません。
一方でセールは「特定のアイテムの値段を下げること」です。
デザインが古くなった、劣化して品質が落ちた、など市場価値が下がったため商品の価格を下げます。フェアに比べて割引率が高いのが特徴です。
フェアとセールどっちで買うべき?
実はセール品を買うのはお得ではありません。何かしらの理由があって市場価値が下がったのですから、20万の指輪が10万円になっていても、10万円が正しい価値だからです。
フェアは特定の期間のみ集客をするために行う割引です。新作も一定額の割引対象になるため、20万円の指輪を2割引の16万円で買っても20万円の価値があると言えます。
本当の意味でお得なのはウェディングフェアです。
プロポーズが100%成功するなら
婚約指輪を買ったショップで結婚指輪を注文すると安くなるサービスがあります。
ブランドが一緒だとデザインにも統一感が出ます。あまり活躍する機会の無い婚約指輪ですが、結婚指輪とセットのデザインなら
- 結婚式
- お宮参り
- 特別なディナー
などでペアの指輪として付けることができます。
婚約指輪を安く買うのはアリ?ナシ?
最近は婚約指輪を安く買う人が増えています。不景気によりお金が無いため、現実的に物事を考える人が増えたためです。今までは高い婚約指輪が「男の見栄」であり、女性の「喜び」でした。しかし、婚約指輪にお金を使うならそれを結婚資金にした方が喜ぶ女性が増えたのです。
婚約指輪は、
つけるシーンがほとんど無い
ので、より物事を現実的に考える女性の方が喜ばなくなったのも分かります。フェアやセールで買えるのなら買った方が良いです。
安く買ったことは黙っておくべき
婚約指輪が安く買えたからと言って、それを女性に伝えるのはスマートではありません。婚約指輪の値段を聞かれても答えずに、その品物の良さを伝えた方がメリットがあります。浮いたお金は別のことに使えば良いですし、女性は高価なものを買ってもらったと感じます。お互いにメリットがあるのなら、わざわざ安く買ったことを伝えて婚約指輪の特別感を損なう必要はありません。
婚約指輪の代用品
婚約指輪の代わりに別のものを贈る男性も登場しました。特に人気なのが「腕時計」です。10万円クラスの腕時計は価値があり、長い間使っても大丈夫な耐久性があります。普段から身につけることができるので実用的ですし、愛を感じることができます。
プロポーズ後に女性のリクエストで「約束の証」を買う人も居ます。この場合、プロポーズのサプライズ感が失われますので何かしらのフォローが必要だと考えられます。
婚約指輪より結婚指輪を高価に
結婚指輪は日常的に使うアイテムです。フォーマルなアイテムなのでビジネスでも着用可能。結婚していることが分かるので、信頼感を与える道具にもなります。
ですが、日常的に使うと傷やくすみによる劣化が始まります。結婚指輪は硬い金属で一生使えるものを買う価値があります。婚約指輪の値段を抑え、結婚指輪の価格を上げるのは現実的な考えです。
まとめ
「30万円の腕時計をつけてるなんて信じられない!金銭感覚が違うわっ!」と言っている女性を見たことがあります。男性からすれば機能的であり、ステータスなのですが、女性にはそういう価値観はありません。お土産も細かなものをたくさん買った方が喜ばれます。
本当に給料の3倍の婚約指輪を買ってしまっては、逆に女性が引いてしまう恐れもあります。自分が無理なく出せる範囲で、気持ちのこもった婚約指輪・婚約の証を贈るようにしましょう。女性の気持ちを考えた買い方が今の男性に求められる価値観です。