子どもにどんな教育をするか、子育てってどうやれば良いのか悩んでいませんか。
「過保護にはしたくない、ワガママは注意したい。でも、甘えさせたい。」
そんなあなたに子育ての基本を2つお話します。これを軸に考えれば、子育てに関する全てのことが判断できるようになります。
私自身、プロフィールに書いているように祖父から「叱られるだけ」、誰からも褒められない幼少時代を過ごしました。結果、人に過剰に気を使うようになり、物事の判断基準は「自分を守ること」になりました。
あなたの子どもには、私と同じような悲しさを感じて欲しくありません。そのためにも当記事のことを実践して下さい。凄く簡単ですから。
子育ての基本 1.考えさせる
親は子どものために色々と手を出してしまいます。その気持ちは分かりますが、子どもを同等の大人のように扱いましょう。無理をさせたり、叱りつけろと言うのではありません。
大人が答えを出さない
ことを心がけて欲しいのです。
全ては「自立」のため
全ての子どもが必ず辿り着かないといけないこと。それが「自立」です。親はいつか居なくなります。それまで子どもが1人で行き抜く術を教えないといけません。
では、1人で行き抜くとはどういうことか。
- 壁にぶつかる
- 考え、行動し、失敗し、改善する
- 成功する
この繰り返しです。全ての要素に絡んできます。恋愛であれ、仕事であれ、必ず失敗して悩む時があります。この時に自分で考えて自分で責任を取り行動できるのが「自立した大人」です。
大人がいつまでも答えを与えていては自分で考えて行動できません。大人になっても責任感が無く、何となく生きているだけになります。
物事の本質を見抜く力はこれからの社会に必須
私たちの生きている時間と子ども達が大人になった時間は違います。
ほとんどの仕事はロボットが行うようになり、個人が力を発揮して企業が衰える時代になるでしょう。その時に私たちが答えを与え続けていても限界があります。その答えが間違っていれば子ども達の未来は台無しです。
小さな頃から自分で考え、形にこだわらず本質を見抜く力を付けさせましょう。
お金が欲しいならサラリーマン勤めはもう古い。サラリーマン+副業でも良いですし、クラウドソーシングでも良いです。コミュニケーション上手ならクラウドファンディングで資金を調達することも可能です。
そのために、
子どもに考えさせる時間
を与えて下さい。
子育ての基本 2.褒める
何かと子どもを叱り付けていませんか。それは大きな間違いです。子どもを叱るのは「危険なこと」や「本当に間違ったこと」をした時だけ。なぜなら、子どもは何も知らないからです。
私は祖父からそれは理不尽に叱られました。箸も持てない頃から箸を使わされ、上手に出来ないと叩かれる。重い茶碗に手が震え、落とすと怒鳴られる。
結果。私は人の顔色ばかり伺うようになりました。自分の意見が言えず、気持ちを溜め込んで溜め込んで爆発するようになりました。
叱ると子どもは自信を失うのです。
自信を与えるには叱る逆をすれば良い。褒める、認めることをすれば子どもは自分の意見が言えるようになります。
「自信」が好奇心と行動につながる
自身があれば興味を持ったことを始められるようになります。
「何かを始める」ことって凄く大事で、挑戦から成功につながります。挑戦しなければ絶対に物事は成功しません。スタートラインに立っていないのですから。
人に言われて何かを始めるのと、自分から始めるのには大きな差があります。責任感も違います。仕事でもこの性格は大きなメリットとなります。
子どもにエゴを押し付けてはいけない
- 何としてでもジャニーズに入れたい!
- 公務員になるのが幸せなんだ
- ギターなんてやるだけ無駄だから止めろ
子どもに対して色んな意見を耳にします。その多くが「自分の夢」の押し付けや「大人の価値観」で判断したものばかり。
子どもは若いんです。少しくらい失敗した方が後々の勉強になります。
子どもが遊びたいのに勉強を押し付ける必要もありませんし、泣くほど嫌がっているのにスポーツをやらせる必要もありません。私たちにできるのは子どもが自分で努力するよう褒めて、見守ることだけ。
子どもは子どもである以前に「1人の人」なのです。
まとめ
- 子どもに考えさせる
- 褒める、認めてあげる
の2点を心がけるだけで、子ども達は伸び伸びと成長していきます。
「どうして思い通りにいかないの!」
と悩むパパママを見て来ました。子どもなんて思い通りに動くわけ無いんです。子どもをコントロールするんじゃなくて、子どもの自由を守ることを優先してあげましょう。泣いたらどうして泣いているのか聞いてあげましょう。
子育てって別に特別なことじゃないんです。