男なら行きつけのバーの1つくらい見つけておきたいもの。
女性を2次会に誘う際に「どこに行こうか。」では格好が付きません。行きつけのバーがあれば「いつも行ってるバーがあるんだけど、行こうか。」とスマートに誘えます。疲れた時の隠れ家として男の癒しスポットにもなります。
しかし、1人でバーに入るのは勇気がいります。そこで今回は行きつけのバーを作る方法と、どのようなメリットがあるのかをお話します。
行きつけのバーを作る方法
行きつけのバーは無理やり作るものではありません。あなたが落ち着ける場所でなければ、長年通うことはできないためです。
まずは
- バーは何をする場所なのか
- バーはどんな種類があるのか
を知ることから始めましょう。
バーは何をする場所なのか
バーはお酒やタバコなどの嗜好品を楽しむ場所です。日本語にすると「酒場」です。
入店後、1席を与えられます。そこで嗜好品を楽しみながら思い思いの時間を楽しみます。「何かをする」という明確な目的がある場ではありません。喫茶店と同じく、時間・居場所を買う場所です。
バーはどんな種類があるのか
昔、バーはホテルのラウンジにあるものでした。フォーマルな服装をした男女が優雅な時間を楽しむスポットでした。
最近は際限なく種類が増えています。例えば
- ホテルバー
- シガーバー
- ガールズバー
- スポーツバー
- オーセンティック・バー
- ダイニング・バー
の6つがあります。しかも、これは一例に過ぎません。それぞれに特徴があり、どの種類のバーを選ぶかにより過ごし方も変わります。
バーを選ぶ際に気をつけたいのが、
- 料理を出すかどうか
- カジュアルな雰囲気か、落ち着いている雰囲気か
- 金額が分かりやすいかどうか
の3点です。
敷居が高いバーと低いバー
あなたは落ち着いたお店が好きですか?それとも賑やかなお店が好きですか?
基本的に敷居が高いバーは落ち着いています。値段が高く、テレビや雑誌など無駄なものがありません。お酒とカウンターがあるだけです。私たちは静かな空間と、ときおりバーテンダーと客が話す会話をつまみにしてお酒を飲むことになります。
賑やかなバーは目的がはっきりしています。スポーツバーならサッカーやラグビーを観戦することになります。ガールズバーなら女性と会話する目的になります。ダイニングバーはレストランと同じく、料理を堪能することができます。
女性バーテンダーのバーなら会話もしやすくなります。
自分の性格とそれにピッタリのバーが見つかればそのお店に通い詰めるだけです。バーテンダーがあなたの顔と名前を覚えてくれると「行きつけのバー」となります。
行きつけのバーを早く作るために
『行きつけのバー』と呼べる状態とは、
- マスターがあなたの名前を覚えている
- 「いつものお願いします」で通じる
- 誰かと一緒の場合、あなたに有利になるように働きかける
の3つ。
好きな女性と一緒に行った場合、会話が詰まった時に助けてくれることもあります。(ありました。)
何度も通いつめれば自然に行きつけになります。しかし、こんなことで1ヶ月以内に行きつけにすることも可能です。
- 同じ曜日の同じ時間に行く(空いている平日がお勧め)
- マスターのお勧めを作ってもらい、次も同じものを頼む
- 覚えてもらいやすいキーワードを会話に入れる
私の場合、音楽活動をしていたので音楽の話題を出しました。バンドマンは客として珍しくありませんが、作曲家は珍しいので直ぐに覚えてもらいました。毎週水曜日の20時に必ず来店したこともあり、1ヶ月以内に顔と名前を完全に覚えてもらいました。
バーテンダーはその道のプロ
バーテンダーは1日に何人もの客を相手にします。人の顔を覚え、趣味や好みを見つけ出すプロです。
「バーテンダーと何を会話すれば良いのだろう。」と不安に思うでしょう。あなたはバーテンダーに話しかける必要はありません。時間が経ち、お店に客が少なくなればバーテンダーから話しかけてくれます。
あなたはその時間をゆったりと待ち、バーテンダーと世間話を続ければ良いのです。これがバーの基本です。
行きつけのバーを作るメリット
なぜ大人の男が行きつけのバーを作るのか。メリットがあるためです。
人を誘いやすい
学生時代。
「次はどこの店行くー?」「お前、良い店知らないの?」
と、2次会に行く前に揉めた経験はありませんか。
行きつけのバーがあれば直ぐにお店を決めることができます。友人・知人を誘うことはもちろん、特に女性をスマートに誘うことができます。お勧めの1杯があると、より女性をエスコートしやすくなります。
人脈を広げやすい
バーは様々な人が集まります。
飲食店の店長。失恋して意気消沈している男性。カクテルマニア。一人の時間を愛している女性。
数時間同じ店内に居ると、知らずに会話することがあります。バーテンダーが「この人とこの人は会話しても良い。」と判断した場合、会話に混ぜてくれることもあります。
普段は絶対に知り合えない人たちと知り合い、友人になることができます。
相談事ができる
30歳近くなるとどんな男でも愚痴の1つや2つは言いたくなるもの。けれど、親しすぎる仲間では言い合いになることもあります。
バーは「否定」のない空間です。バーテンダーは基本的に否定をしません。あなたは仕事や恋愛の悩みをとめどなく語ることができるでしょう。
バーは数少ない男の癒しスポットの1つになります。
好きなお酒を見つけられる
好きなお酒はありますか?
男なら本当に好きなお酒の1つは見つけておきたいもの。会話のネタになりますし、自分がどんな味が好きなのかを客観的に知るきっかけにもなります。(甘さが好きなのか、それとも甘い香りが好きなのかの違いでも好みは分かれます。)
しかし、色んなお酒を1本ずつ買って試すのは大変です。バーにはたくさんのお酒・リキュールが並んでおり、カクテルを注文することもできます。
社交場として使うだけでなく、美味しいお酒を飲む喜ぶを知ることができます。
会話のネタを仕入れられる
有益な話、珍しい情報を知っていればコミュニケーションの幅が広がります。
バーは様々な職業・年齢の人が集まります。普段は聞けない、耳寄りな情報を仕入れることができます。
飲食店の店長からは本当に美味しいお店の話。社長クラスの人からは若い頃に取り組むべき課題を。水商売をしている人からもモテる秘訣や会話術を聞くことができます。
1度は行って欲しい地方のバー
以下、私がお勧めしたい東海・京都のバーです。バーは東京・大阪に集中しており、地方にはほとんどありません。しかし、時おり有名なお店がポツンと開いています。あなたの隠れ家になることをお約束します。
■ バロッサ
岐阜駅近くにある日本でも5本の指に入るお店。世界的に有名なマスターが作るカクテルを目当てに海外からも人が来るほど。私もワンシーズンに1度は通っています。
■ K6
京都市役所駅前から直ぐ。豊富なお酒の種類と、観光客でも直ぐに馴染めるコミュニケーション術が魅力。季節のフルーツを使ったオリジナルカクテルも絶品。
■ ark Bar
名古屋駅から直ぐ。名古屋ではもっとも知名度があります。大人向けの落ち着いた店内で一流ホテルで腕を磨いたマスターの1杯が頂けます。チャージ料は無しですが、値段は高め。
まとめ
バーはその空間を楽しむもの。落ち着いたバーなのに泥酔して騒いでしまうと外に追い出されることもあります。行きつけのバー作りは自分に合ったバーを探せるかどうかで決まります。
行きつけのバーを持っている男性は自分の性格を知り、自分が落ち着ける場所を知っています。
だから、行きつけのバー=大人の男というイメージが付いたのかも知れませんね。