手軽に始められる趣味と言えばカメラ。でも、普通の写真じゃなくて
「ちょっとアート的な写真が撮影したい!」
とお思いでは無いでしょうか。スマホでもレトロ・ビンテージな写真が撮影できるアプリが人気を集めています。何気ない風景もオシャレに撮影できるため、ツイッターやインスタグラムで良い評判を集めやすいためです。
そこで今回はスマホアプリよりもっと面白い写真が撮影できる、近頃のデジタルトイカメラをご紹介します。男の遊び心をくすぐる名品なのでどうぞご覧下さい。
デジタルトイカメラ「SUN&CLOUD」
これがそのトイカメラ、SUN&CLOUDです。デジタルトイカメラを爆発的に普及させた「ハリネズミ」の姉妹品で、遊び心溢れる機能が特徴です。
カラー8種、モノクロ7種の全15種類のカラーモードを搭載。ISO感度も100・800の2つがあり、室内と室外に対応しています。トイカメラとしては高めの300万画素。
まずは実際に撮影した写真をご紹介します。
SUN&CLOUDで撮影した岐阜駅ビールフェア
先日、岐阜駅で開催されたビールフェアを撮影しました。
ISO 100 ビビットモードで撮影。金の信長像、テントの赤色が強調されお祭り気分が高まる印象になりました。
ISO100 SYOUWA-Mモードで撮影。フィルムカメラで撮影したような、古びた空気感が生まれました。
ISO100 ビビットモードで撮影。撮影距離もマクロ・ポートレイト・風景の3つから選べます。こちらはポートレイトを選択。ざらざらした質感がアートチックで面白いですよね。
ISO100 ノーマルモードで撮影。普通のモードだとこんな感じです。色彩が穏やかでノスタルジックな雰囲気になります。
撮影したい時に充電が無くなる心配無し
トイカメラでもスマホでもそうなのですが、撮影したい時に充電が無くなるほど残念なことはありません。特にスマホは充電切れを起こしやすいので注意が必要です。
SUN&CLOUDは
- ソーラー発電可
- 手回し発電可
です。本体上部に見えているのがソーラーパネル。日当たりの良い場所に置いておくと充電を開始します。本体横に出ている手回しハンドルを回すと数枚の写真が撮影できる程度の充電が可能です。
レンズ上に見えているのはLEDライト。かなりの光量なので被写体をよりアートチックに撮影することが可能です。
トイカメラなのに液晶ディスプレイ付き
通常のカメラと同じように、撮った写真を確認できるディスプレイがあります。こちらでモード選択も可能。もちろん、撮影する被写体も確認できます。写真は私の家の扇風機を「アクアモード」で表示しているところ。モードによりディスプレイの中で色合いが変化します。
実際にビールフェスタにSUN&CLOUDを持参した結果
一眼レフやミラーレスと違い小型で軽いのが特徴です。荷物にならない利点がありました。300万画素なので外での撮影は写真の荒さも感じませんでした。
撮影した写真をご覧頂いた通り、色んな表現が可能なので撮影していて楽しさがありました。ミラーレス・一眼レフでもトイカメラチックなモードは搭載されていますが、ここまで思い切った表現はできません。トイカメラならではの表現力です。
レンズが他のカメラに比べて小さいので人の笑顔を撮影しやすく感じました。一般的に人はレンズを向けると表情が硬くなります。レンズを向けて2秒以内に撮影しないと自然な笑顔は撮れません。または、レンズを向けた後に気を抜く瞬間を作る必要があります。
SUN&CLOUDは見た目からカメラとして認知されにくいのでしょう。それがメリットとなり、人の自然な雰囲気を撮影できました。
最後に、このカメラを出した瞬間
「何それ?えっ?カメラなの?」
と話題の中心になります。これって凄いことで、話題が尽きてきた時のネタに使えます。
まとめ
SUN&CLOUDの公式ページはこちら
販売されたのは2012年なんですが、トイカメラの中では最新と言っても良いでしょう。新製品があまり出ませんから。
販売者が株式会社チノンに変更になった際に価格が90%OFFになりました。(なので私も買ったんですが。Amazonのお気に入りに入れていて、値下げ90%ってお知らせが合った時はビックリでした。)
1,944円でこの性能ならサブカメラとして十分に使えると思います。宜しければご覧下さい。