こんにちは、元結婚式場のプロカメラマンRyota(@Blue_Rat_Web)です。
ブログ用のアイキャッチ画像。無料素材ばかり使っていませんか?
アフィリエイトの商品写真。広告主の素材を使っていませんか?
オリジナル写真にした方がコンテンツの質が上がり、ブログの評価が上がります。
アフィリエイトも商品のオリジナル写真があると『ユーザーからの信用』につながり、成約が取れやすくなります。オリジナル写真に挑戦しないのはブロガーとしてのチャンスを失っているようなもの。
そこで今回はアフィリエイトブログに掲載する写真を劇的に良くする撮影ポイントを2つご紹介します。
これを取り入れるだけで、成約率も上がります。どうぞご覧下さい。
アフィリエイトブログ用の写真を上手に見せる2つのコツ
1.全体的な明るさを意識する
この写真をご覧下さい。撮影物はデジタルトイカメラ。
- 窓の近くの自然光を取り入れている
- 商品全体が分かりやすい構図
- 背景をボカしてトイカメラをクッキリさせている
の3点を取り入れました。
結果、床の上で撮影しているのにキレイで清潔感のある写真になっています。このデジタルトイカメラは記事にもしており、実際に売れてます。
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ブログ用の写真は明るく撮影すると印象が良くなります。
具体的には
- 背景は白、または淡い色にする
- できるだけ光を取り入れる
の2点を意識することになります。
構図よりも清潔感が大事
多くの人が写真の構図に意識を向けています。
アップで撮影する・撮りたいものを中心にしない・奥行きを考える
どれも大切なことですが、アフィリエイトブログ写真にはそれほど必要ありません。なぜなら、ブログ写真は第一印象と分かりやすさが重要なためです。
今、ほとんどのユーザーはスマホでネットを見ています。スマホはパソコンと違い読み流されます。
写真も文字と同様、じっくり見られることはありません。『パっと見て興味があれば見る。』そのレベルです。
黒い写真は上品さ・セクシーさをアピールできますが、『商品』が見づらくなります。それよりも白系の背景で『商品』をハッキリ見せることがユーザーへの分かりやすさにつながります。
その証拠に、ほとんどの広告主が背景のキレイな商品写真を起用しています。A8フェスティバルの写真ブースもこんな感じですね。
構図も同じく分かりやすさが重要。
オシャレな構図は「アートチック」な印象になる反面、商品の分かりやすさは劣ります。下の写真のようにアップで撮影してもどんな商品なのかピンときませんよね。商品の大きさも分かりません。大きさが分からないと容量が視覚的に伝えられないということ。
アイキャッチ用の1枚は構図にこだわってもOKです。雑誌の表紙と同じ意味合いがあるので、インパクト重視でも価値はあります。ただし、パっとみて何の写真なのか分かるようにしましょう。
では、どのようにすれば明るい写真が撮影できるのかをお話しします。
ISO感度を高くする
あなたのスマホ・デジカメにはISO感度というパラメータがあります。
ISO感度は低いと画質が上がり光度が下がります。高いと画質が下がり光度が上がります。
最近のカメラはISO感度が1,000でも十分キレイな写真が撮影できます。(一眼レフだと3,200でも実用レベル)ISO感度1,000は夜の室内でも真昼のような写真が撮影できるレベルです。
ISO感度が高ければシャッタースピードを高くしても明るい写真が撮影できます。シャッターを開けている時間が短いのでブレもほとんど無し。クッキリした写真になります。
ISO感度を今の設定より高くしましょう。
室外の場合、太陽光で十分な光量が確保できます。ISO感度を高くする必要はありません。
明るさを+0.3~1.0に調節する
スマホ・デジカメ共に明るさを調整する機能(露出補正)ができます。
最近のカメラは頭が良すぎます。撮影物が明るい・暗い場合自動的に調整してくれます。これが明るい写真を撮影する時に厄介。
あらかじめ露出補正で明るさを+0.3~1.0の間にしましょう。私は0.7で撮影しています。
特に室内での撮影で効果を発揮します。
iphone、i pod touchの場合は撮影時に出てくるマークを上にスライドすることで補正できます。
2.撮りたいものを1つに絞る
1枚の写真につき撮影したいテーマは1つにすべきです。
例えばこちら。ユニクロのバンドカラーシャツ(襟の無いシャツ)。
この写真で分かるのは「襟の無いこと」だけです。なので、生地の質感・着丈・コーディネートは別の写真が必要になります。
料理の場合は特定の品だけクッキリ撮影することでメインが分かりやすい状況になります。この写真の場合は赤飯がメイン。
『人』が入ると、主役が『人』になる
撮影で一番気をつけなければいけないのが『人』を入れるかどうか。プロブロガーの皆さんは顔を映していますので、真似をしてアフィリエイトブログなのに商品写真で自分を映す人が増えています。
人が入るとメインは人になります。商品ではなくなります。
プールの飛び込み台を撮影した写真があるとします。人が居なければ「高い飛び込み台」がメイン。人が居ると「飛び込む人メイン」になります。
あなた自身が商品を使う場合、できるだけあなたの存在感を消すことが大切です。
『商品』を撮るの?それとも『商品の一部分』を撮りたいの?
商品全体の写真を使って商品説明をしてもユーザーには伝わりません。それなら説明したいポイントを拡大して撮影した方が丁寧です。
こちらはトイカメラで実際に撮影している状況。液晶の画面を見せることで、どのように撮影できるのかがユーザーに伝わりやすくなります。
意図のある場合なら背景を白くする必要はありません。
まとめ
アフィリエイトブログ用の写真撮影のコツ。
1.明るく撮影する
- ISO感度を調整する
- 露出補正を+0.3~1.0にする
- 背景は白または淡い色にする
写真の印象が良くなります。清潔感が出てユーザーの好感を得ます。
2.撮りたいものを1つにしぼる
- メインをハッキリクッキリさせる
- 構図より分かりやすさを心がける
- 人を入れる場合は存在感を薄くし、商品がメインになるように注意する
- 製品の使い方・良さを伝える際は拡大写真を使う
以上のことでユーザーに伝わりやすい、購買意欲の高まる写真ができます。画質や構図に関してはそこまでこだわる必要はありません。アフィリエイトブログの場合、生活感のあった方が『広告っぽさ』が失われるのでユーザーの信頼につながります。
今日から試せることばかりなので、ご活用頂ければ幸いです。