こんにちは、初心者向けのブログ情報を発信しているRyota(@Blue_Rat_Web)です。
読書感想文みたいな記事ばかり書いていませんか?
そんなあなたに今回は記事の書き方についてお話します。
ブログ初心者の悩み。それが、
「記事ってどうやって書くの。」
です。
ざっくりまとめてしまうと「ユーザーが分かりやすいよう心がける」だけで良いんですが、やっぱり具体的な書き方を知りたいですよね。
そこで私も実践しているネットブログの書き方をドーンと12項目ご紹介します。ポイントは「ネット」ってこと。今はスマホ時代。ブログなんて流し読みされるだけ。その中でユーザーの目に留まるにはコツがあるんです。
初心者向けブログの書き方12項目
私の大好きな歴史小説家の「司馬遼太郎」さん。彼も大作「関が原」を書き出す時に何から書こうか悩んだそうです。そして、司馬さんは「書きたい場所から書き出す」ことにしました。
何でもそうですが、
失敗覚悟でとりあえずやってみるのは大事
です。
あなたも初めて書いた記事が小学生の感想文みたいで「大丈夫か?ブログ成功するのか?」と心配になるでしょう。怖がらずどんどん書いて下さい。100記事、200記事書いていると人と話しているみたいに文章が流れ出るようになりますから。
余談が長くなりました。
どうぞ私が実践しているブログの書き方。ご覧下さい。
1.リード文・本文・収益文・まとめの4つで構成する
文章を読ませるには流れが必要です。重要なのは本文よりリード文。ユーザーに興味を持たせる役割です。リード文が悪ければユーザーは離脱します。本文がどれだけ良くてもダメ。タイトルの次に重要です。
本文はユーザーに伝えたい内容。
例
くせ毛で悩んでいたが、くせの取れるジェルを見つけた。同じ悩みの男性に勧めたい
この〇〇ジェルはくせ毛が悪化する固めのワックスと違います。伸びがよく、サラリとしているため髪のボリュームを抑えてくれます。使う前と使う後ではこの通り。(画像)
なぜこのジェルがサラリとしているのか・・・以下略
収益化を焦りすぎて、記事の途中でアマゾン広告やアフィリエイトバナーを貼る人が居ます。記事の途中はユーザーが情報を求めている状態。クリック型広告以外の広告を貼るのはお勧めできません。
記事の最後に収益化するなら広告を。収益化しないなら、ユーザーに分かりやすいまとめを書きましょう。ツイッターのフォローをお願いするのもアリ。
2.リード文で「記事を読む価値」を紹介する
リード文では、
ユーザーの悩みに共感
記事を読んだらどうなるか
解決
を書きます。
今はスマホ時代。ほとんどのユーザーが記事を流し読みしています。つまらない記事は即離脱。せっかちさんばかりです。
なので、リード文で
「この記事を読んだらあなたもブログがサクサク書けるようになりますよ。」
というように、記事を読む価値を書きます。
3.「皆さま」ではなく「あなた」
ユーザーには『あなた』と呼びかけましょう。皆さまだとユーザーは自分に言われていると思いません。
真夏に熟睡したいあなたへ。冷却マットがお勧め
という感じ。
真夏に熟睡したい皆さまへ。冷却マットがお勧め
だと、弱さを感じます。なぜ初心者が皆さまを多用してしまうのか。それは対象がイメージできていないため、色んな人に伝えやすい言葉を選ぶからです。その必要はありません。
自分の友達に勧めるようなイメージでユーザーに語りかけて下さい。
余談:ペルソナについて
ツイッターのブログ話で良く見かける『ペルソナ』というワード。その記事を伝える人物像を徹底的に分析する、ターゲット設定のことです。先ほどの冷却マットの例だと・・・
28歳男。身長168cmに対して体重は80kg。小太りで汗をかきやすい。仕事が忙しいので夜は熟睡したいが、真夏の暑さに耐えられない。でもクーラーは電気代がかかるから嫌。
のようにイメージして行きます。
4.タイトルと見出しだけで内容が伝わるようにする
記事を頭から順に書き出していませんか?
それだと、伝えたい内容からブレてしまいます。最終的に何が言いたいのか分からなくなることも。
料理の下準備のように、ブログも書く前の下準備が必要。それがタイトルと見出しです。
タイトルと見出しが決まっているだけで内容はブレません。見出しに行く度に内容が修正されるためです。
例
タイトル
3,000円で買える最高のジーンズがユニクロだった理由
各見出し
H2 なぜ、ユニクロのジーンズは安くて良いのか
H3 脅威の原価率38%
H4 大量生産でコストダウン
H3 日本カイハラ社と提携。セレクトショップに負けない品質に
H3 豊富なサイズ展開
H3 ユニクロがダサかったのは過去の話。デザイナーとのコラボ品がすごい
H2 私が実際に買ったユニクロジーンズがこちら
H3 アンクル丈に切ってもらうのが今どき
H2 まとめ
5.先にタイトルと見出しを書く
上記タイトルと見出しについての補足的内容になります。
上の例のように、先にタイトルや見出しを書いてしまいます。その後で各文章や画像入れ作業を行いましょう。
そうすると、
タイトルと見出しで読める文章になっているかどうか
が分かります。この時点で内容がチグハグだったらやり直し。そのくらいタイトルと見出しは重要です。分かりやすくするためなら、見出しを細かくしても構いません。
私の経験上、見出しが細かいほど長くて濃い記事になります。見出しが4つくらいで終わる記事は1,000文字~1,200文字程度の流し読みされやすいものになります。文字数が少ないのがダメな訳ではありません。が、このような内容の薄い記事だらけだとブログそのものの評価が落ちます。
当記事のようにタイトルで「12の戦略」みたいに大きめの数字を入れてしまうのもアリですね。嫌でも内容の濃い記事になりますから。
余談ですが、この記事は最初『27項目』にしようとしたんですけど、長文になり過ぎるので抜粋してまとめました。無理は禁物。
6.自分の思いは「主観的なこと」と明記する
お勧めのサングラスがあるとします。これをお勧めする時に
「日本人は考えが古い。外国ではサングラスファッションが当たり前。」
と書くとします。これはユーザーが反発する恐れがあります。客観的事実が書かれていないためです。なぜ、日本人の考えが古いのか。なぜ外国だとサングラスファッションが当たり前なのか。その経験談すら書かれていません。
事実の無い情報は「あなたの考え・・・あなたの思い」でしかありません。
なので、ユーザーに分かりやすい「これは私の考えなのですが。」という意味で『主観的な意見』ですがと記載しましょう。
記事全体を主観的な意見にしてしまうのも1つの手です。特にマインド的な人の心に訴えかける内容はユーザーにより捉え方が違います。リード文で主観的と書いてしまうことにより、内容が自由に書けるメリットもあります。
7.言い切る
- ~かもしれません。
- こういった方法が良いのでは無いでしょうか。
- この製品は意外と便利でしたよ。
曖昧な表現はユーザーに悪い印象を与えます。ユーザーの多くは『自論を持っているけど、自論を後押しして欲しい』状態です。
このSEIKOの腕時計格好良いなぁ。欲しいなぁ。でもちょっと高いんだよな。同じものを買った人のレビューを見て良かったら買おう!
いざ腕時計のレビューを見たら「ここの作りがそれなりに良かった。」と書かれている。「それなりかぁ。」とネガティブに考えてしまいます。
じゃなくて、「この作りが良かった!素材も医療で使われるサージカルステンだから安心!」とかかれていたら「よし、買おう!」ってなるじゃないですか。
ブログはあなたの城。あなたがルール。上司だって親だって居ません。ズバっと自信を持ってお勧めしましょう。
8.~です。と ~だ。の使い分けの自分ルールを作る
10つほどブログを見れば気付きます。
『~だ。』『~です。』
を統一している・していないブログがあることに。でも、それほど気になりません。それはなぜか。
ブログ内で一定のルール決め
があるからです。
私が見かけた中では、
- 自分の呟きは『~だ。』
- 自伝的な内容の記事だけ『~だ。』
- 文章量が多く、ユーザーが読みやすいように区切りたい時に『~だ』。
- ノウハウや信用を得る目的の記事だと『~です』
がありました。
私の場合は、文章のリズムによって『~だ。』を使います。自分の呟きも『~だ。』にしてますね。
9.画像やツイッター引用を使う
【ブログ歴3ヶ月目のあなたへ】
・その努力は無駄じゃない
・続けることも能力の1つ
・そのブログが失敗だったとしても次のブログを立ち上げよう
・止めない。と決めると楽になる
・疲れた時はちょっと休んでも良い
・人付き合いは優先的に
・インプットを心がけよう
・たまには運動しよう— Ryota@パラレルワーカー (@Blue_Rat_Web) September 1, 2017
画像・ツイッターの引用によりユーザーが読みやすい記事にできます。文章は大事ですが、ネットユーザーの基本は流し読み。大事な部分はインパクトが必要です。
ツイッターで事前に記事に盛り込みたい内容を呟きます。それを記事内に取り入れる。画像をダウンロードする必要も無く楽。しかも、ツイート内で文章が使えます。画像を使わずツイートだけを引用して記事を書くツワモノも居ますね。
画像はユーザーの想像力に訴えることができます。特に女性は画像を見て物事を判断する能力に優れていますので、女性ターゲットの記事では有効。グルメ記事なら美味しそうなディナーの画像を。ノウハウ系ならビジネススーツを着た男性が生徒に授業をしているような画像を追加します。
10.画像に文字を入れる
きっとあなたも画像を『pixabay』や『ぱくたそ』でダウンロードしていることでしょう。私たちブロガーには欠かせない存在です。
でも・・・
もう使われすぎちゃってる
んですよね。人は2度目の経験に対しては驚きません。画像も一緒。1度どこかで見た画像はインパクトに欠けます。「この画像見たの2度目だわw」と記事の本文から意識が離脱する恐れも。
そこで画像に文字を入れることをお勧めします。
文字を入れることで、
- ネットユーザーに伝わりやすい
- 画像が生き生きする
- 写真素材だけでなく、イラスト素材も利用しやすい
というメリットがあります。フォトショップに付属しているシェイプツールも活用できますよ。
11.具体的な数字を示す
▼ブログ更新▼
私が5年かけて月収50万円になった方法。コツコツ作業の積み重ねでも成果出ますよ。努力すれば結果につながります。
ブログを「コツコツ作業」して半年間で月収7万円を実現する8つの方法 https://t.co/wLt9cRNMUp
— Ryota@パラレルワーカー (@Blue_Rat_Web) August 25, 2017
このツイートには細かく具体的な数字が入っています。
- ブログを初めて7年。
- そのうち5年かけて収益化に成功。月収50万。
- 半年間で月収7万円
- 8つの方法
ユーザーは事実を評価します。事実の裏付けになるのが具体的な数字。数字の使い方もポイントがあります。
3.1417・・・のように細かくする
5,10など区切りの良い数字を乱発しない
今回の『月収7万円』は事実の数字です。事実を盛って10万円と書くより中途半端な数字だけに信憑性があります。
12.ジョークを入れる
当ブログのテーマであるアフィンガーを作ったEnjiさん。この記事は彼が書いたもの。一番最後に面白いオチがあります。
ユーザーが思わずフフっと笑ってしまう内容を入れ込むことで、記事に引き込むことができます。
メリットばかりを語るのではなく、デメリットからの失敗談を書くのはお勧め。しかし、失敗談をネガティブに書いてはいけません。
「アフィリエイトの発生報酬が1万円あったので小遣いを1万円減らしても良いと妻に伝えた。しかし、確定金額は5,000円。妻は「結果的に家計は助かった」と喜んでいたのでヨシとしよう。」
みたいな感じ。いや、これが笑えるかどうかは知りませんよ!センスが求められますからね。
まとめ
以上12項目。
- リード文・本文・収益文・まとめの4つで構成する
- リード文で「記事を読む価値」を紹介する
- 「皆さま」ではなく「あなた」
- タイトルと見出しだけで内容が伝わるようにする
- 先にタイトルと見出しを書く
- 自分の思いは「主観的なこと」と明記する
- 言い切る
- ~です。と ~だ。の使い分けの自分ルールを作る
- 画像やツイッター引用を使う
- 画像に文字を入れる
- 具体的な数字を示す
- ジョークを入れる
いかがでしたでしょうか。
全てに共通するのが、
ユーザーに分かりやすくするため
という点です。全部を実践する必要も無く、その都度ユーザー目線で伝わりやすいように取り入れれば大丈夫です。
あなたの書いた記事は知らないうちに誰かの役に立ちます。1人でも多くの人に伝えられるよう、分かりやすいライティングを心がけましょう。せっかく書いた記事が分かりにくくて早期離脱になってしまうとお互いに勿体無いですからね。
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